卒業生の著書コーナーに新しく
高25回卒 水野尚さんより9冊の著書を
寄贈頂きました。
この度寄贈頂いたのには、同窓会長の加藤さんとご息女の明子さん、
水野尚さんと千津子さん(旧姓・堀井さん 高26回卒)による素敵な
偶然と小・中・磐南の先輩後輩という運命的な巡り合わせがあって
の事だそうです!
頂いた絵本『はじめてのようちえん』は尚さんと千津子さんによる
翻訳で、こぐまのフルーレットちゃんが幼稚園にチャレンジするお
話です。 物語のテンポもよく言葉選びが面白く、自分のことを
【こぐまちゃん】と言ったりパパとママに頬ずりされている姿に愛
おしさを感じる絵本です。
絵本好きさんは必読の一冊でした。
ペロー物語の教訓___
分析 紐解き 考察
グリム童話とは違った『親指小僧』も出てきて興味深い内容の
『物語の織物 ペローを読む』
美しい写真と時代を反映した絵画と共に
『フランス魅せる美 美は人を幸福にする』
恋の革命詩
『恋愛の誕生 12世紀フランス文学散歩』
現代日本文学の形成に、フランス文学はどんな役割を果たしたか。
中原中也、太宰治、芥川龍之介等が出会ったフランス文学と影響。
フランス詩だけでなく日本作家のお話も読め浪漫溢れる一冊
『言葉の錬金術 ヴィヨン、ランボー、ネルヴァルと近代日本文学』
見つけた。何を、永遠を。
独自の詩風を築いた詩人 アルチュール・ランボー。
彼に魅了されたヴェレーヌ、神と称されたボードレール等と共に
フランス詩の軌跡を辿る___
『Rimbaud entre vers et prose』
ランボー 韻文と散文の間
『Nerval. L'écriture du voyage』
ネルヴァル旅行記
『GERARD DE NERVAL POESIE EN PROSE』
ジャラール・ド・ネルヴァル 散文詩人
『Gérard de Nerval et la poésie en vers』
ジェラール・ド・ネルヴァルの散文詩
ロマン主義詩人ジェラール・ド・ネルヴァル、
詩風の革命児アルチュール・ランボー。
魅力的な二人の詩人。 フランス詩人についてこんなにも書かれた
本は磐南蔵書初の貴重書です。
教授であり、ネルヴァル作品の専門家である水野さんの著書を読め
ばネルヴァルの魅力が全てわかります!
上記4冊は水野さんがフランスで出版されたもので、『海外で出版
できるということを後輩に示すことで学習意欲を高めることに繋が
れば』との思いでご寄贈していただきました。
皆さんも是非この機会にフランス文学に挑戦してみてください。
頂いたご著書がこれからの磐南生と海外文学の素敵な橋渡しになれ
ますように。図書館【卒業生の著書コーナー】にてお待ちしています。
この度は、ご著書のご寄贈ありがとうございました。
略儀ながら、お知らせにてお礼申し上げます。
堀尾