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お知らせ

2025年10月14日卒業生の著書 【写真あり】

卒業生の著書コーナーに新しく
高35回卒 芳野博之先生による著書
運命のズッキーニ
を寄贈いただきました。

カメノテの塩茹でが好きポチンコフ

・・・いや、下ネタじゃナイですよ?
罪と罰です。

前回頂いて大好評を得た(特に男子生徒)私家版句集
【ペンギンと桜】
そのリズミカルで子ども心くすぐる言いまわしに
思わず声に出して友だちと笑い合っていた生徒の
笑顔が忘れられません。
特に人気だったのが、雑誌【俳壇】に掲載された
ちゃんちゃんこアルゼンチンチン共和国
あっはんと尺取虫とうっふんと
どこか声に出したくなるリズミカルさが魅力的な句

そんな句集がさらにパワーアップした今作!

頁を開いた最初の句

クラス替えなんだかみんなチンアナゴ

見慣れない同級生や友達の様子を伺うきょろきょろ
とした動きが頭に浮かぶ句からはじまり

学校へ行きたくないのデコポンは

甘えんぼのような可愛さが癖になる句

風鈴に人に1つののどちんこ

おとといの栗羊羹にひきこもる


二人してカニカマ紅白歌合戦

これはコタツを囲んだ二人の人がカニ身を両手に
持ちながらがに股中腰カニポーズの二ヤリ顔で対峙
いる姿が思い浮かびました🦀

個人的にお気に入りの句は芳野先生の40年来の俳句仲間
であり、俳人・日本文学研究者である坪内稔典先生と
被ってしまいますが

小春日の玉こんにゃくの生まれたて

つやつやした玉こんにゃくが甘~い煮物の中で輝いている
ようで、うっかりお腹がなりそうな冬の一句です
生まれたて、と言うところがミソ
そして、

冬茜釜飯デートしませんか

これは先生の甘酸っぱい思い出でしょうか
ヒューヒュー♪ ・・・なんちゃって😊

こんな感じで情景を自由に想像できる575の魅力が”たっぷん”
詰まった楽しい一冊!

また、前作『ペンギンと桜』に続き『運命のズッキーニ』の
装幀も芳野先生の同窓生である出田一さん(高35回卒)が担当。
表紙を向けて飾りたくなる素敵な装幀です。
波のように流れる文字がなんて書いてあるかは是非手に取って
確かめてみてください!

因みに、今はお隣の北高さんで生徒を指導している芳野先生は
みなさんのOBでもあり磐南で国語を教えていらした先生でも
あるんですよ!

興味のある人は是非【卒業生の著書コーナー】へご来館を!
新刊コーナーでは雑誌【俳壇】も展示中!
あわせてチェックしてみてくださいネ👀✨


この度はご著書のご寄贈ありがとうございました
略儀ながら、お知らせにてお礼申し上げます。








                                                堀尾