| タイトル | 著者 | ページ |
| プロローグ | | |
| 第一章 溢れるのは涙ばかり | | |
| わずか五歳で父を失う/弟との別離/遠ざかる母の白いパラソル/生きる苦しさに途方に暮れた思春期/絶望の淵から飛び上がる | | |
| 第二章 工芸学校で解き放たれた心 | | |
| 銀座こそが最良の学びの場/軍事訓練の似合わない図案科の学生たち/学校新聞で磨かれた企画力/「チチキトク、スグカエレ」 | | |
| 第三章 戦場へ | | |
| クリエイターとしての一歩を打ち砕いた赤紙/ビンタに始まりビンタで終わる日々/弟千尋との再会と別れ/敵不在の敵前上陸/初めての戦闘、そして空腹との闘い/焦土と化した本土へ | | |
| 第四章 再び始まった青春の日々 | | |
| 「何かをつくりだす仕事がしたい」/再び動き始めた青春の時計の針/「やなせさんの赤ちゃんが産みたい」/日本橋三越に入社/百貨店の包装紙の常識を打ち破った新デザイン/フリーランスとして踏み出す | | |
| 第五章 困ったときのやなせさん | | |
| 手塚治虫の登場で変わる漫画界/大スターからの突然のリクエスト/ミュージカルの舞台美術を引き受ける/見えてこない「やなせたかしの漫画」/テレビ映画のシナリオを引き受ける/ついに、テレビ番組のレギュラー出演者に | | |
| 第六章 「やなせたかし」らしさを探して | | |
| ミスター・ボオの誕生/急ごしらえのラジオドラマから生まれた『やさしいライオン』/手塚治虫との思いがけない出会い | | |
| 第七章 「あんぱんまん」誕生 | | |
| 詩人やなせたかしの世界/大人たちから酷評だった「あんぱんまん」/『あんぱんまん』を認めたのは言葉を知らない子どもたち/魅力的な悪役こそが物語を引き立てる | | |
| エピローグ | | |
| 夕方のテレビ番組としては空前の視聴率/最愛の同志を失って/みなさまアバヨ! | | |
| 巻末エッセイ 「やなせさんが教えてくれた勇気」小島慶子 | | |
| 年表 | | |
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| 設問 | | |