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書誌詳細
古生物学者と40億年
- 著者名泉/賢太郎‖著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2024.4
所蔵事項
- 登録番号1219650
- 請求記号457I
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書(一般)
書誌事項
- 書名古生物学者と40億年
- 書名ヨミコセイブツガクシャトヨンジュウオクネン
- ISBN9784480684806
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 内容紹介40億年に及ぶ地球環境や生命進化の歴史を明らかにする古生物学。化石や地層に刻まれた情報からだけでなく、現在の生物を観察したり、数理モデルを駆使したり、さまざまなアプローチで挑む古生物学の研究現場を紹介する。
- 著者紹介東京都出身。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。古生物学者。著書に「ウンチ化石学入門」「生痕化石からわかる古生物のリアルな生きざま」など。
内容細目
- タイトル 古生物学と言えば恐竜?/太古の世界に魅了され/化石という実体に魅せられる人/古生物学が何をやっているかイメージしづらい
- タイトル 化石とは何か/化石として残らなかった古生物が多い/化石と地層の関係/地層とは必ずしもきれいなミルクレープ状ではない/化石発掘のフィールドワーク/化石を発掘してからが始まり/化石発掘の前に勝負の大半は決まっている!?/直接観察できないけれど…/どこに再現性が必要か/真実はわからないが確実に進歩している
- タイトル第二章 地層から古生物学的な情報を読み解く難しさ
- タイトル 斉一説/地層累重の法則/同じ層でも不均質
- タイトル 古い年代の地層ほど少ない/調査努力もバイアスに/岩相依存性/年代測定はどこでもできるわけではない/時間スケール問題
- タイトル 軟組織も化石になることが!?/やはりまだまだ、疑問だらけ/魚の腐敗実験からわかったこと/化石化にかかる時間はどれくらい?/どのくらいの生物が化石として残されているのか
- タイトル 死に場所と化石化する場所/化石は元の形のままではない
- タイトル 存在確認/化石を見つけるにはセンスがいる!?/逆は必ずしも真ならず/時間的変遷
- タイトル 地層の形成年代/地層の形成環境/まだまだわかる、地層の形成環境/陸域環境の代理指標
- タイトル ブラックボックスをグレーボックスにする努力/そうだ、生き物を見よう/化石目線で生き物を見る/個体差という「幅」/性別や成長に伴う差異/「0 or 1」と「0〜1」/成長に応じた形状の変化
- タイトル 隠蔽種かもしれない?/化石目線で遺伝子を読む/現生個体と化石個体/数理モデルというアプローチ
- タイトル 研究対象の幅と研究者人口/誰も歩いていないデコボコ道vs.ひしめき合ういばらの道/研究者の多様性
- タイトル 古生物学はブルーオーシャン/古生物学者を目指すモチベーション/古生物学者の多様性を増やすには
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