| タイトル | 著者 | ページ |
| プロローグ | | |
| 大学教員は「大学での学び」をどう語ってきたか/教員と学生との距離/追加すべき2つのポイント/学生の語りから読み解く大学時代の過ごし方 | | |
| 第1章 6人の物語-それぞれの4年間 | | |
| ◆マオの4年間 | | |
| 両親と同じE大学へ/ちょっとサボった結果/ゼミ担当教員のことはほとんど知らない/ガクチカは軽音サークル/受験勉強だけだと思われたくない | | |
| ◆ヤスシの4年間 | | |
| ラグビー中心の生活/「高校までと違う」学びとは/授業の取り方/ほかの課外活動には手を出さない/尊敬する人は、高校時代のラグビー部L監督 | | |
| ◆ワカバの4年間 | | |
| あえて自分に向かない領域を選ぶ/大規模授業を淡々とこなす/欧州留学/ゼミで伸ばした調整力/キーワードは「挫折」 | | |
| ◆メイの4年間 | | |
| 軽い気持ちで訪れたオープンキャンパスが運命を決める/英語を活かす方向での進路を模索/キツかった1年生の春/国際平和構築ゼミ/多くの出会いのなかで知ったこと | | |
| ◆カズヨシの4年間 | | |
| サッカーの夢を諦め、受験勉強へ/1年生からはじめた就活/O先生からの洗礼/ゼミより友人との読書会/自分を探すことができた | | |
| ◆リョウヘイの4年間 | | |
| 地方から指定校推薦で進学/やる気が起きなかった高校3年生の冬/友人作りに注力した1年の春/学びにエンジンがかかった1年秋-国際法模擬裁判大会への出場準備/キーワードとしての「国際」/大学教員に学ぶ/選び取ることかできるようになった | | |
| 第2章 6人の物語を整理する | | |
| アンケート調査にみる多様性(1) 学習意欲/アンケート調査にみる多様性(2) 授業以外の活動/どう選び、どう向き合うのか/ロバート・キーガンの構造発達理論/5段階の成長/6人のポジショニングと問いの設定 | | |
| 第3章 アウェイの世界に飛び込む-成長の条件[その一] | | |
| マオ・ヤスシに足りなかったもの/高校の輪切り問題がもたらすもの/自分にとって一番遠い世界に行きなさい/計画的偶発性理論/学ぶ大人が実践する越境学習 | | |
| 第4章 教員を活用する-成長の条件[その二] | | |
| ワカバ・メイとカズヨシは何が違ったのか/なぜ、大学教員なのか/変化と成長/カズヨシとリョウヘイは何が違ったのか/ORTのススメ/教員に話しかけよう/大学教員の引き出し/関心を研究テーマに導く | | |
| 第5章 学(校)歴の効果をどう読むか | | |
| 学(校)歴の効果/学び習慣仮説の紹介/学業での成功体験とフットワーク/助言と協力/過去の自分との相対化は大きなエンジン/高卒の経営者が教えてくれること | | |
| エピローグ | | |
| キーガン著『なぜ人と組織は変われないのか』の議論/「適度な葛藤」と2つの条件/学びを「強制」できない日本の大学/学生の主体性に依存/「大学でどう学ぶか」は与件ではない | | |
| あとがき | | |