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カラー生化学

  • 著者名マシューズ, ホルダ, アハーン著 ; 相内敏弘 [ほか] 訳
  • 出版者西村書店
  • 出版年2003.5

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0055252
  • 請求記号464//Ma72
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名カラー生化学
  • 書名ヨミカラーセイカガク
  • 著者名マシューズ, ホルダ, アハーン著 ; 相内敏弘 [ほか] 訳
  • 著者ヨミアイウチ,トシヒロ
  • ISBN4890133070
  • 出版地新潟
  • 出版者西村書店
  • 出版年2003.5
  • ページxvi, 991p
  • サイズ26cm
  • 注記原著第3版 (c2000) の翻訳
    監訳: 清水孝雄, 中谷一泰, 高木正道, 三浦謹一郎
    監訳者の「高木」の「高」は「はしご高」の置き換え
    文献: p944-965
    和文索引: p967-979
    欧文索引: p980-991
  • 件名生化学
    Biochemistry
  • 目次PartⅠ 生化学の領域
    第1章生化学の範囲  3
    ・生化学とは何か  4
     生化学のゴール  4
     生化学のルーツ  5
     専門分野としての生化学と学際的な科学
    ・化学としての生化学  7
     生物の化学的元素  8
     生物体の分子  9
    ・生物科学としての生化学  12
     生物を特徴づける性質  12
     生物的機構の単位:細胞  13
     細胞機能の窓:ウイルス  16
    ・生物学の革命の新しい道具  16
    ・生化学の利用  17
    ・まとめ  18
    生化学の道具1A いろいろなレベルの顕微鏡  19
    第2章生命の基盤:水環境における弱し相互作用
    ・非共有相互作用の性質  24
     電荷一電荷相互作用  24
     永久双極子および誘導性双極子相互作用
     非常に近接した場合に起こる分子反発力:ファンデルワールス半径  27
     水素結合  28
    ・生物的過程における水の役割  29
     水の構造と特性  29
     溶媒としての水  31
    ・イオン平衡  32
     酸と塩基:水素イオン供与体と受容体  3
     水の電離とそのイオン積  33
     pH尺度と生理的pH範囲  34
     弱酸および弱塩基平衡  35
     pKa値の詳細な考察:酸の解離に影響を与える要因  36
     弱酸の滴定:ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式  36
     緩衝溶液  37
     複数のイオン化した官能基をもつ分子:沂吐電解質,
     両性高分子電解質,高分子電解質  38
    ・溶液中における高分子イオン同士の相互作用
     高分子イオンの溶解度とpH  40
     小イオンの影響:イオン強度  41
     まとめ  42
    生化学の道具2A 電気泳動と等電点電気泳動  42
    第3章 生命のエネルギー論  46
    ・エネルギー,熱,そして仕事  46
     内部エネルギーと系の状態  46
     熱力学の第1法則  47
     エンタルピー  49
    ・エントロピーと熱力学の第2法則  49
     過程の進行方向  49
     エントロピー  50
     熱力学の第2法則  51
    ・自由エネルギー:開いた系での第2法則  51
     エンタルピーおよびエントロピーの相互作用の例:水と氷の間の変化  52
     エントロピーとエンタルピーの相互作用:まとめ
     自由エネルギーと有効仕事  54
    ・自由エネルギーと濃度  54
     化学ポテンシャル  55
     どのように化学ポテンシャルが使われているかの例:膜を通した拡散をじっくりみる  55
    ・自由エネルギーと化学反応:化学平衡  56
     自由エネルギー変化と平衡定数  56
     自由エネルギーの計算:生化学的な例  57
    ・高エネルギーリン酸化合物:生物系における自由エネルギー源  58
     エネルギーシャトルとしての高エネルギーリン酸化合物  59
     リン酸基転移ポテンシャル  62
     まとめ  62
    Part Ⅱ 生命体の分子構造
    第4章核酸 67
    ・核酸の性質  67
     2種類の核酸:DNAとRNA  67
     ヌクレオチドの性質  69
     ホスホジェステル結合の安定性と生成  70
    ・核酸の一次構造  72
     一次構造の性質と重要性  72
     遺伝物質としてのDNA :初期の証拠  73
    ・核酸の二次構造と三次構造  74
     二重らせん  74
     DNA複製の半保存的性質  77
     2つの核酸構造:B型とA型らせん  79
     生体内でのDNAとRNAの分子  80
    ・核酸の生物学的機能:分子生物学の予告編
     遺伝情報の貯蔵:ゲノム  82
     複製:DNAからDNAへ  83
     転写:DNA」からRNAへ  83
     翻訳:RNAからタンパク質へ  84
     DNAを操作する  85
    ・DNAの二次構造と三次構造の可塑性  86
     三次構造の変化:超らせんを詳しくみる  86
     DNAの通常と異なる二次構造  87
     三重らせんとH-DNA  89
    ・二次構造と三次構造の安定性  90
     らせん構造からランダムコイル構造への移行:核酸の変性  90
     超らせんエネルギーとDNAの高次構造変化
     まとめ  93
    生化学の道具4A X線回折入門  94
    生化学の道具4Bオリゴヌクレオチドの化学合成  9
    第5章タンパク質序論:タンパク質の一次構造
    ・アミノ酸  99
     α-アミノ酸の構造  99
     α-アミノ酸の立体化学  99
     アミノ酸側鎖の性質:α-アミノ酸の分類  11
     脂肪族側鎖をもつアミノ酸  101
     修飾アミノ酸  104
    ・ペプチドとペプチド結合  104
     ペプチド  104
     両性高分子電解質としてのポリペプチド  10
     ペプチド結合の構造  106
     ペプチド結合の安定性と生成  107
    ・タンパク質:決まった配列をもつポリペプチド
    ・遺伝子からタンパク質へ  111
     遺伝コード  111
     翻訳  111
     タンパク質の翻訳後修飾  H2
    ・まとめ  113
    生化学の道具5A タンパク質や高分子を単離,生成する方法
    生化学の道具5B タンパク質のアミノ酸分析  118
    生化学の道具5C タンパク質のアミノ酸配列決定法
    生化学の道具5D ポリペプチドの化学合成法  123
    第6章タンパク質の三次元構造  125
    ・二次構造:ポリペプチド鎖の規則的な折りたたみ方法  125
     ポリペプチド鎖の規則的構造の発見  125
     構造の記述:分子ヘリックスとプリーツシート
     ラマチャンドランプロット  128
    ・線維状タンパク質:細胞や組織の構造をつくる材料  131
     ケラチン  131
     フィブロイン  132
     コラーゲン  133
     エラスチン  135
     まとめ  135
    ・球状タンパク質:三次構造と機能の多様性
     異なる機能のための異なる折りたたみ  135
     球状タンパク質構造の多様性:折りたたみのパターン  137
    ・二次および三次構造を決定する因子  138
     タンパク質の折りたたみに関する情報  138
     折りたたみの熱力学  139
     ジスルフィド結合の役割  143
    ・球状タンパク質構造の動力学  144
     タンパク質の折りたたみの速度論  144
     ジスルフィド結合形成の速度論  145
     シャペロニン  146
     球状タンパク質の分子内運動  147
     プリオン:タンパク質の折りたたみと狂牛病
    ・タンパク質の二次および三次構造の予測
     二次構造の予測  148
     三次構造:折りたたみコンピュータシミュレーション  148
    ・タンパク質の四次構造  149
     マルチサブユニットタンパク質:同種のタンパク質-タンパク質問相互作用
     異種のタンパク質-タンパク質相互作用  153
     まとめ  153
    生化学の道具6A 溶液中における高分子のコンホメーションを研究するための分光学的手法  154
    生化学の道具6B タンパク質分子の分子量とサブユニット数の決定  160
    第7章タンパク質の機能と進化  163
    ・酸素の輸送と貯蔵:ヘモグロビンとミオグロビンの役割  163
    ・ヘムタンパク質による酸素結合のメカニズム
     酸素結合部位  165
    ミオグロビンによる酸素結合の分析  166
    ・酸素の輸送:ヘモグロビン  168
     協調的な結合およびアロステリック性  168
     ヘモグロビンにおけるアロステリック変化を説明するモデル  170
     酸素の結合に伴うヘモグロビン構造の変化  171
     ヘモグロビン変化をより詳繝にみる  172
    ・ヘモグロビンのアロステリック挙動に対する他のリガンドの影響  174
     pH変化に対する応答:ボーア効果  175
     二酸化炭素の輸送  175
     ビスホスホグリセリン酸  176
    ・タンパク質の進化:ミオグロビンとヘモグロビンを例として  177
     真核生物の遺伝子の構造:エキソンとイントロン 177
     タンパク質変異のメカニズム  178
    ・ミオグロビンーヘモグロビンファミリータンパク質の進化  180
    ・ヘモグロビンのバリアント:進行中の進化  182
     バリアントとそれらの遺伝  182
     バリアントヘモグロビンの病態的影響  183
     サラセミア:誤った機能をもつヘモグロビン遺伝子の影響  185
    ・免疫グロブリン:構造における多様性は結合の多様性を生み出す  186
     免疫応答  186
     抗体の構造  188
     抗体の多様性の発生  190
     T細胞と細胞性免疫応答  190
    ・AIDSと免疫応答  192
     まとめ  192
    生化学の道具7A 免疫学的方法  193
    第8章運動におけるタンパク質:収縮システムと分子モーター  196
    ・筋肉や他のアクチンーミオシン収縮システム  196
     アクチンとミオシン  197
     筋肉の構造  199
     収縮機構:滑り説  200
     収縮の刺激:カルシウムの役割  202
     筋肉内のエネルギー特性およびエネルギー供給
     筋肉ではないアクチンとミオシン  204
    ・運動性に関する微小管システム  205
     線毛と鞭毛の運動性  206
     細胞内輸送  208
     微小管と有糸分裂  209
    ・細菌の運動性:タンパク質の回転  210
     まとめ  212
    第9章糖質 213
    ・単糖類  214
     アルドースとケトース  214
     エナンチオマー(鏡像異性体,対掌体)  21
    ・ジアステレオマー  216
     環構造  217
    ・単糖類の誘導体  221
     リン酸エステル  221
     酸とラクトン  222
     アルジトール  222
     アミノ糖  223
     グリコシド  223
    ・オリゴ糖  224 1
     オリゴ糖の構造  224
     グリコシド結合の安定性と生成  225
    ・多糖類  228
     貯蔵多糖類  229
     構造多糖類  230
     グリコサミノグリカン  231
     細菌細胞壁の多糖類  232
    ・糖タンパク質  234
     N-結合および0-結合糖タンパク質  235
     血液群抗原  236
     細胞標識としてのオリゴ糖  237
     まとめ  239
    生化学の道具9A オリゴ糖類の配列順序  239
    10章脂質,膜および細胞輸送 241
    ・脂質の分子構造と挙動  241
     脂肪酸  241
     トリアシルグリセロール:脂肪  243
     石鹸と界面活性剤  244
     ワックス  245
    ・生体膜の脂質組成  245
     グリセロリン脂質  246
     スフィンゴ脂質とスフィンゴ糖脂質
     グリセロ糖脂質  247
     コレステロール  248
    ・膜の構造と性質および膜タンパク質
     膜の運動  249
     膜の非対称性  251
     膜タンパク質の特徴  252
     赤血球膜:膜構造の一例  252
    ・膜を横切る輸送  255
     輸送の熱力学  255
     受動輸送:拡散  256
     促進輸送:促進拡散  257
     能動輸送:濃度勾配に逆らった輸送
    ・興奮性膜,活動電位,そして神経伝導
     静止電位  263
     活動電位  264
     神経伝導速度  266
     毒と神経伝達  266
     まとめ  267
    生化学の道具10A膜研究の方法  268
    Part Ⅲ 生命のダイナミクス:触媒と生化学反応の調節
    11章酵素:生物学的触媒  273
    ・酵素の役割  273
    ・化学反応速度と触媒の効果  274
     反応速度と反応の次数  274
    遷移状態と反応速度  276
     触媒の作用  278
    ・酵素はどのように働くか:原理と例  279
     一般的原理:誘導適合モデル  279
     トリオースリン酸イソメラーゼ  280
     セリンプロテアーゼ  282
    ・酵素触媒作用の反応速度論  284
     酵素に触媒される単純な反応の反応速度:ミカエリス・メンテンの反応速度論  28
     多段階反応の反応速度の表現  286
     KM,KcatおよびKcat/KMの重要性  286
     反応速度データの解析:ミカエリス・メンテン式の検証  288
     多基質反応  289
     いくつかの複雑な反応の詳細な観察  290
    ・酵素の阻害  291
     可逆的阻害  291
     非可逆的阻害  294
    ・補酵素,ビタミン,必須金属  296
     補酵素とその作用  296
     酵素中の金属イオン  298
    ・酵素機能の多様性  299
     タンパク質酵素の分類  299
     分子工学による酵素の改変と新規酵素の作製
    ・非タンパク質性の生物触媒:リボザイム:酵素活性の調節:アロステリック酵素  30:
     基質レベルの制御  304
     フィードバック制御  304
     アロステリック酵素  305
     アスパラギン酸カルバモイル転移酵素:アロステリック酵素の一例  307
     酵素活性を調節するために用いられる共有結合修飾  308
     膵臓のプロテアーゼ:切断による活性化  309
     切断による活性化のさらなる観察:血液凝固
     まとめ  312
    生化学の道具11A 酸素により触媒される反応の速度測定法
    12章代謝入門 315
    ・代謝概観  315
    ・代謝地図上の高速道路  316
     エネルギー代謝の中心経路  317
     生合成と分解の個別の経路  319
    ・生物エネルギー学に関する若干の考察  321
     代謝エネルギー源としての酸化  321
     自由エネルギーの通貨としてのATP 323
    ・主要な代謝調節機構  326
     酵素量の調節  326
     酵素活性の調節  327
     細胞内の区画分け  328
     ホルモンによる調節  329
     代謝の分配制御  331
    ・代謝の実験的解析  332
     代謝研究のゴール  332
     代謝研究の対象となるさまざまな組織レベル
     代謝プローブ  335
    まとめ  336
    生化学の道具12A 放射性同位体と液体シンチレーションカウンター
    Part Ⅳ 生命のダイナミクス:エネルギー・生合成・前駆体の利用
    13章糖質代謝I:代謝エネルギー生成における嫌気的過程  34
    ・解糖系:概説  344
     解糖系と他経路の関係  344
     嫌気的解糖系と好気的解糖系  344
     初期の重要な実験  345
     解糖系の戦略  345
    ・解糖系の反応  346
     反応1~5:エネルギー投資相  346
     反応6~10:エネルギー生成相  349
    ・ピルビン酸の代謝の行方  352
     乳酸代謝  353
     乳酸脱水素酵素のアイソザイム  353
     エタノール代謝  354
    ・エネルギーと電子の貸借対照表  355
    ・解糖系の調節  356
     パスツール効果  356
     解糖中間体の振動  356
     ホスホフルクトキナーゼのアロステリック制御
    ピルビン酸キナーゼの制御  358
     異化経路と同化経路としての解糖系  358
    ・その他の糖の解糖系への流入  358
     単糖の代謝  359
     二糖の代謝  361
     グリセロールの代謝  361
    ・多糖の異化  361
     加水分解と加リン酸分解による開裂  361
     デンプンとグリコーゲンの消化  362
     グリコーゲンの動員  363
     グリコーゲン分解の調節  364
    ・まとめ  367
    生化学の道具13A タンパク質―タンパク質相互作用の検出と解析  367
    14章酸化的過程:クエン酸回路とペントースリン酸回路  370
    ・ピルビン酸の酸化とクエン酸回路の概略  37
     呼吸の3段階  371
     クエン酸回路の戦略  371
     クエン酸回路の発見  372
    ・ピルビン酸酸化:炭素のクエン酸回路への主要な導入経路
    ・ピルビン酸酸化とクエン酸回路に関係する補酵素
     チアミンピロリン酸  375
     リポ酸(リポアミド)  376
     フラビン補酵素  376
     補酵素Aとアシル基の活性化  377
    ・ピルビン酸脱水素酵素複合体の働き  378
     クエン酸回路  380
     第1段階:2炭素原子の導入と遊離  380
     第2段階:オキサロ酢酸の再合成  383
    ・クエン酸回路の化学量論とエネルギー論  31
    ・ピルビン酸脱水素酵素とクエン酸回路の調節
    ピルビン酸酸化の制御  386
     クエン酸回路の制御  387
    ・アナプレロティック経路:回路の失われた中間体を元に戻す必要性
     オキサロ酢酸を補充する反応  388
     リンゴ酸酵素  389
     アミノ酸が関係する反応  389
    ・グリオキシル酸回路:クエン酸回路の同化の変形型  390
    ・グルコースを酸化する生合成経路:ペントースリン酸回路  3!
     酸化的段階:NADPHとしての還元力の生成
     非酸化的段階:ペントースリン酸のもう1つの運命  392
     ペントースリン酸回路の酵素が関係するヒトの遺伝子疾患  396
     まとめ  398
    15章電子伝達,酸化的リン酸化と酸素代謝
    ・ミトコンドリア:作業の現場  400
    ・酸化とエネルギー生成  402
     還元力の定量化:標準還元電位  402
     酸化一還元反応から得られる自由エネルギー変化
    ・電子伝達  405
     呼吸鎖における電子伝達体  405
     呼吸系電子伝達体の順序の決定  408
     電子伝達体のミトコンドリアへのシャトル  ・
    ・酸化的リン酸化  412
     P/O比:酸化的リン酸化の効率  412
     ATP合成をひき起こす酸化反応  413
     ATP合成のための酵素系  414
     酸化的リン酸化の機構:化学浸透圧共役  4E
     化学浸透圧共役の詳細:実験的証拠  416
     酸化的リン酸化の構造面の考察  418
     呼吸状態と呼吸調節  420
    ・ミトコンドリアの輸送系  422
    ・酸化的代謝からのエネルギー収率  422
    ・他の代謝反応の基質としての酸素  424
     酸化酵素と酸素添加酵素  424
     シトクロムP450  424
     活性酸素種,抗酸化防御とヒトの病気  425
    ・まとめ  428
    16章糖質代謝Ⅱ:生合成  429
    ・糖新生系  429
     動物細胞においてグルコース合成に必要な生理物質  429
     糖新生系と解糖系における酵素の関連性  42
     糖新生系の化学量論とエネルギー収支  432
     糖新生系の基質  433
     エタノール消費と糖新生系  434
     肝外ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼの役割  435
    ・糖新生系の制御  435
     解糖系と糖新生系相互の調節  435
     フルクトース2,6-ビスリン酸と糖新生系の制御
    ・グリコーゲンの生合成  438
     グリコーゲン合成と分枝形成過程  438
     グリコーゲン合成と分解の相互関係  439
     筋肉および肝臓におけるグリコーゲン貯蔵の役割  442
     グリコーゲン代謝における先天性欠損症  4・
    ・他の多糖類の生合成  443
    ・アミノ糖の生合成  443
    ・複合糖質の生合成  445
     0-グリコシド型オリゴ糖:血液型抗原  445
     N一結合型オリゴ糖:糖タンパク質  446
     細菌細胞壁多糖:ペプチドグリカン  449
     微生物の細胞壁多糖:o抗原  453
    ・まとめ  453
    17章光合成 454
    ・光合成の基本的な過程  454
    ・葉緑体  456
    ・光反応  457
     光の吸収:光捕捉系  457
     植物と藻類での光化学:連続した2つの光化学系
     もう1つの光反応の機構:環状の電子の流れ
     光合成細菌中の反応中心複合体  466
    ・暗反応:カルビン回路  468
     第1段階:二酸化炭素の固定と糖の生産  4
     第2段階:受容体の再生産  470
    ・2つの光化学系における明反応と暗反応の要約
     全反応と光合成の効率  470
    ・光合成の制御  471
     光呼吸とC4回路  472
    ・まとめ  474
    18章脂質代謝I:脂肪酸,トリアシルグリセロール,リポタンパク質  476
    ・脂肪とコレステロール(cholesterol)の利用と輸送  476
    エネルギー貯蔵物質としての脂肪  476
     脂肪の消化と吸収  477
     組織への脂肪の輸送:リポタンパク質  479
     動物におけるコレステロールの輸送と利用
     貯蔵脂肪の可動化  486
    ・脂肪酸の酸化  487
     初期の実験  487
     脂肪酸の活性化とミトコンドリアへの輸送
     β酸化経路  490
     脂肪酸酸化のエネルギー収量  492
     不飽和脂肪酸の酸化  492
     奇数の炭素鎖の脂肪酸の酸化  493
     脂肪酸の酸化の調節  494
     ペルオキシソームにおける脂肪酸のβ酸化
     脂肪酸のα酸化  495
     ケトン体生成系  495
    ・脂肪酸の生合成  497
     脂肪酸合成の糖質代謝に対する関係  497
     脂肪酸合成の初期の研究  498
     アセチルCoAからのパルミチン酸の生合成
     脂肪酸鎖の伸長  504
     脂肪酸の不飽和化  504
     脂肪酸合成の制御  505
     抗生物質に至る変形型の脂肪酸の合成経路
    ・トリアシルグリセロールの生合成  506
    ・肥満への生化学的洞察  507
    ・まとめ  508
    19章脂質代謝Ⅱ:爨躓,ステロイド,イソプレノイド,エイコサノイド  509
    ・グリセロリン脂質の代謝  509
     細菌におけるグリセロリン脂質の生合成  5
     真核生物におけるグリセロリン脂質の代謝
    ・スフィンゴ脂質の代謝  520
    ・ステロイドの代謝  524
     構造的な考察  524
     コレステロールの生合成  525
     胆汁酸 528
     ステロイドホルモン  529
    ・その他のイソプレノイド化合物  532
     脂溶性ビタミン  532
     その他のテルペン  535
    ・エイコサノイド:プロスタグランジン,トロンボキサン,ロイコトリエン  535
     歴史的局面  536
     構造  536
     生合成と異化  537
     生物学的作用  538
    ・まとめ  539
    20章窒素化合物の代謝I:生合成,利用および代謝回転の原則  540
    ・無機窒素の利用:窒素回路  540
     生物学的窒素固定  541
     硝酸の利用  544
    ・アンモニアの利用:有機窒素の生物発生  545
     グルタミン酸脱水素酵素:α-ケトグルタル酸の還元的アミノ化  545
     グルタミン合成酵素:生物学的に活性なアミド窒素の生成  546
     アスパラギン合成酵素:類似のアミド化反応  548
     カルバモイルリン酸合成酵素:アルギニンおよびピリミジン合成に対する中間体の生成  548
    ・窒素経済学:アミノ酸合成と分解の面から  549
     窒素貯蔵化合物の欠如に基づく代謝結果  549
     生物の生合成能力  549
     アミノ基転移  550
    ・タンパク質の代謝回転  551
     タンパク質の代謝回転の定量的特徴  551
     タンパク質の代謝回転の生物学的重要性  551
     細胞内プロテアーゼとその存在場所  552
     代謝回転のための化学シグナル  553
    ・アミノ酸の分解と窒素最終産物の代謝  554
     アミノ酸分解経路の共通の特徴  554
     アンモニアの無毒化と排出  555
     クレブス・ヘンゼライト尿素回路  555
     肝臓へのアンモニアの輸送  557
    ・窒素代謝に関わる重要な補酵素  558
     ピリドキサールリン酸(pyridoxal phosphate) 558
     補酵素としてのテトラヒドロ葉酸と一炭素単位代謝  559
     B12補酵素  563
    ・まとめ  567
    21章窒素化合物の代謝n :アミノ酸,ポルフィリン,神経伝達物質  568
    ・クエン酸サイクルの中間体に関連するアミノ酸 568
     グルタミン酸,アスパラギン酸,アラニン,グルタミン,アスパラギンの合成および異化
     グルタミン酸の中間代謝  570
    含硫アミノ酸の代謝  573
     無機硫黄の還元  573
     植物,細菌におけるシステイン,メチオニンの合成  573
     メチオニン:動物におけるシステイン硫黄の供給源  574
     グルタチオンの代謝  575
     S-アデノシルメチオニンおよび生物学的メチル化
    ポリアミン  578
     システインおよびメチオニンの異化  580
    ・芳香族アミノ酸  580
     芳香環の生合成:シキミ酸経路  580
     ヒスチジンの生合成  583
     植物における芳香族アミノ酸の利用  585
     動物における芳香族アミノ酸の代謝  585
    ・セリン,グリシン,トレオニン  591
    ・バリン,ロイシン,イソロイシン,リシン  5
     バリン,ロイシン,イソロイシン  592
     リシン  593
    ・ポルフィリンおよびヘムの代謝  593
     テトラピロールの生合成:コハク酸-グリシン経路  593
     動物におけるヘムの分解  596
    ・神経伝達物質および生理活性物質としてのアミノ酸およびその代謝中間体  597
     セロトニンおよびカテコールアミンの生合成
     神経伝達の生化学  598
    ・まとめ  604
    22章ヌクレオチド代讓1 605
    ・ヌクレオチド代謝経路の概要  605
     生合成経路:de novo経路と再利用経路  605
     核酸の分解とヌクレオチド再利用の重要性  605
     PRPP : de noリ∂および再利用経路における主要代謝産物  607
    ・プリンヌクレオチドのde novo生合成  607
     de novoプリン合成に関する初期の研究  607
     PRPPからイノシン酸へのプリン合成  608
     イノシン酸からのATPおよびGTPの合成  610
     補酵素生合成におけるアデニンヌクレオチドの利用  611
    ・プリン分解とプリン代謝障害  611
     尿酸の形成  611
     尿酸の過剰蓄積:痛風  612
     重度のHGPRT欠陥の劇的な結果:レッシュ・ナイハン症候群  613
     プリン異化の異常による予想外の結果:免疫不全 614
    ・ピリミジンヌクレオチド代謝  614
     ピリミジン環のcle novo生合成  614
     細菌におけるピリミジン生合成の調節  615
     真核生物のピリミジン合成における多機能酵素
     再利用合成とピリミジン異化  616
    ・デオキシリボヌクレオチドの生合成と代謝
     リボヌクレオチドの,デオキシリボヌクレオチドへの還元  617
    ・チミンデオキシリボヌクレオチドの生合成  6
     デオキシウリジンヌクレオチド代謝  623
     デオキシリボヌクレオチド合成への再利用経路
    ・チミジル酸シンターゼ:化学療法の標的酵素  624
    ・ウイルスの指令によるヌクレオチド代謝の変化  627
    ・他のヌクレオチド類似体の生物学的および
     医学的重要性  629
     ヌクレオチド類似体と突然変異誘発  631
     選択遺伝子マーカーとしてのヌクレオチド代謝酵素  632
    ・まとめ  633
    23章代謝の調節とシグナル伝達  634
    ・脊椎動物のエネルギー収支における主要臓器の相互作用  634
     エネルギー源の収支  634
     主要臓器の機能分担  635
    ・ホルモンによるエネルギー代謝の調節  6:
     主要ホルモンの作用  637
     飢餓,糖尿病などの代謝ストレスに対する反応
    ・ホルモン作用のメカニズム  641
     ホルモン作用の概略  643
     ホルモン作用の階層性  644
     ホルモンの生合成一ペプチドホルモン前駆体
     シグナル伝達:受容体  646
     シグナル伝達:Gタンパク質  649
     タンパク質キナーゼ活性をもつインスリン受容体と類似受容体  655
     ステロイドと甲状腺ホルモン:細胞内受容体
    ・シグナル伝達,がん遺伝子,がん  659
     ウイルス性,細胞性がん遺伝子  659
     ヒトの腫瘍とがん遺伝子  660
     がん遺伝子と細胞シグナル伝達  662
    ・植物ホルモン  664
    ・まとめ  665
    生化学の道具23A ラジオイムノアッセイ(radioimmunoassay)  666
    Part V 遺伝情報
    24章遺伝情報のコピー:複製  671
    ・遺伝情報:主要経路  671
    ・DNA複製の全体像  671
    ・遺伝学的用語の復習  676
    ・DNA複製における洞察  677
     DNA複製の半保存的性質  678
     複製の連続的性質  678
     複製の開始と方向  679
     複製の単位:レプリコン  681
    ・DNAポリメラーゼ:ポリヌクレオチド鎖伸長を触媒する酵素
     DNAポリメラーゼの発見  683
     DNAポリメラーゼIの構造と活性  683
     DNAポリメラーゼIIと111  685
     DNAポリメラーゼの構造と機構  687
     DNAポリメラーゼIIIホロ酵素  688
     真核細胞のDNAポリメラーゼ  689
    ・その他の複製タンパク質  690
     DNAリガーゼ:DNAの不連続複製  690
     プライマーゼ:RNAリーダー配列の合成
     クランプおよびクランプローダー:プロセシビティー  693
     一本鎖DNA結合タンパク質:至適鋳型構造の維持  693
     ヘリガーゼ:フォーク先端でのDNA巻き戻し
     トポイソメラーゼ:ねじれ応力(torsional stress)の除去  
     ウラシル-DNA N -グリコシラーゼ:取り込まれたウラシルの除去  698
    ・複製マシーンの再構成  699
    ・DNA複製開始  701
     複製開始の必要要素  701
     大腸菌oricからの複製開始  701
     プラスミドDNA複製:RNAによる複製開始の制御  702
     ミトコンドリアDNA :2つの単一方向性の複製フォーク
    ・直鎖状ゲノムの複製  702
    ・DNA複製の精度  704
    ・RNAウイルス:RNAゲノムの複製  707
     RNA依存性RNAレプリガーゼ  707
     レトロウイルスゲノムの複製  707
    ・まとめ  709
    生化学の道具24A PCR  709
    生化学の道具24B 二次元電気泳動法によるDNAトポイソマーの解析
    25章遺伝情報の再構築:斜限,修復,絅勸え,再構成と増幅
    ・DNAメチル化  712
    ・制限と修飾  714
     制限と修飾の生物学  715
     制限酵素と修飾酵素の性質  716
    ・DNA修復  719
     DNA障害のタイプとその結末  719
     生物学的に重要なDNA光産物:ピリミジンニ量体  719
     損傷DNA塩基の直接修復:光活性化とアルキル転移酵素  720
     ヌクレオチド除去修復:エキシヌクレアーゼ複製後修復:組換え修復とSOS応答  724
     ミスマッチ修復  726
    ・組換え  727
     相同組換え  729
     部位特異的組換え  734
    ・遺伝子の再構成  735
     抗体産生,多様性の創出  736
     転移性遺伝エレメント  738
     レトロウイルス  741
    ・遺伝子増幅  743
    ・まとめ  745
    生化学の道具25A ゲノムマッピング  745
    生化学の道具25B 遺伝子クローニング  746
    生化学の道具25C ジデオキシヌクレオチドを用いた塩基配列決定
    生化学の道具25D サザンブロット法  751
    生化学の道具25E 位特異的突然変異導入法  753
    26章遺伝情報の読み出し:転写  755
    ・RNA合成のための鋳型としてのDNA  75j
     メッセンジャーRNAの存在の予測  756
     T2ファージとメッセンジャーRNAの証明
     非感染細胞でのRNAの動態  757
    ・RNA合成の酵素学:RNAポリメラーゼ  758
     RNAポリメラーゼの生物学的役割  758
     RNAポリメラーゼの構造  760
    ・転写の機構  761
     転写の開始:プロモーターとの相互作用  761
     開始と伸長:リボヌクレオチドの取り込み  762
     転写の正確性:プロモーターの認識  764
     転写の終わり:終結  766
    ・転写の制御  768
     ラクトースオペロン:遺伝子発現の転写制御に関する初期の証拠  769
     λファージ:複数のオペレーター,2つのリプレッサー,特異的DNA結合のモデル  774
    Croとclリプレッサーの構造,関連したDNA結合タンパク質  777
    SOSレギュロン(SOSREGULON):一連の環境シグナルによって活性化される複数のオペロン  779
      オベロンの生合成:リガンドで活性化されるリプレッサーと転写減衰  781
      制御の他の形式  783
      転写後のプ囗セシング  786
     mRNA代謝回転  786
     rRNAとtRNAの合成における転写後のプロセシング  786
     まとめ  788
    生化学の道具26A フットプリント法:DNA上でタンパク質結合部位を確認する  788
    生化学の道具 写開始点のマッピング  789
    27章遺伝情報の解読:翻訳 792
    ・翻訳の概観  792
    3遺伝暗号  793
       遺伝暗号はどのようにして明らかにされたか  793
       暗号の特徴  794
    ・翻訳に関わる重要な分子:
     mRNA, tRNA,そしてリボソーム  796
     原核生物のmRNA  796
     転移RNA(tRNA)の構造  797
     tRNAのアミノ酸への結合とアミノアシルtRNAの
     形成:タンパク質合成の初期段階  798
     リボソーム  801
    ・翻訳のメカニズム  804
       開始  804
       伸長  806
       終結  809
       突然変異の抑圧  810
    ・抗生物質による翻訳の阻害  811
    ・翻訳の速度とエネルギー特性  812
    ・タンパク質生合成の最終段階:
     折りたたみと共有結合修飾  814
     鎖の折りたたみ  814
     共有結合修飾  814
    ・原核生物におけるタンパク質合成の調節  8
    ・まとめ  817
    生化学の道具27A 複雑な高分子構造をマップする方法
    28章真核生物の遺伝子とその発現調節  8;
    ・真核生物のゲノム  822
    ゲノムサイズ  822
    反復配列  823
    遺伝子ファミリー  825
    ・真核生物DNAの基本構造:
     核,染色体,クロマチン  826
     染色体  826
     クロマチン  827
     ヌクレオソーム  828
     核内における高次のクロマチン構造  829
    ・真核生物の細胞周期とDNA複製  831
     細胞周期  831
     クロマチン複製の分子メカニズム  833
    ・真核生物における転写制御  836
     RNAポリメラーゼI:
     リボソームRNA遺伝子の転写  837
     RNAポリメラーゼⅢ:小さなRNA遺伝子の転写  837
     RNAポリメラーゼn :構造遺伝子の転写  839
     クロマチン構造と転写  841
    ・真核生物のmRNAのプロセシング  843
    ・真核生物の翻訳  846
     原核生物との比較  846
     翻訳の阻害薬  848
    ・真核生物におけるタンパク質の局在化  849
     細胞質で合成されるタンパク質  849
     粗面小胞体で合成されるタンパク質  850
    ・タンパク質の運命:あらかじめプログラムされた
     分解のシステム  851
     リソソームのシステム  852
     サイトソルのタンパク質の分解  852
     アポトーシス  853
    ・真核生物のDNAと発生:その一例  854
      まとめ  855
    1耳飃闥1Ξ冒髑結合因子と結合配列の同定  856
    問題と解答
     解答  ;
    用語解説
    資  料
    文  献
    あとがき
    索  引