一覧へもどる
書誌詳細
カラー生化学
- 著者名マシューズ, ホルダ, アハーン著 ; 相内敏弘 [ほか] 訳
- 出版者西村書店
- 出版年2003.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計2
所蔵事項
- 登録番号0055252
- 請求記号464//Ma72
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 著者名マシューズ, ホルダ, アハーン著 ; 相内敏弘 [ほか] 訳
- 著者ヨミアイウチ,トシヒロ
- 注記原著第3版 (c2000) の翻訳
監訳: 清水孝雄, 中谷一泰, 高木正道, 三浦謹一郎
監訳者の「高木」の「高」は「はしご高」の置き換え
文献: p944-965
和文索引: p967-979
欧文索引: p980-991
- 目次PartⅠ 生化学の領域
第1章生化学の範囲 3
・生化学とは何か 4
生化学のゴール 4
生化学のルーツ 5
専門分野としての生化学と学際的な科学
・化学としての生化学 7
生物の化学的元素 8
生物体の分子 9
・生物科学としての生化学 12
生物を特徴づける性質 12
生物的機構の単位:細胞 13
細胞機能の窓:ウイルス 16
・生物学の革命の新しい道具 16
・生化学の利用 17
・まとめ 18
生化学の道具1A いろいろなレベルの顕微鏡 19
第2章生命の基盤:水環境における弱し相互作用
・非共有相互作用の性質 24
電荷一電荷相互作用 24
永久双極子および誘導性双極子相互作用
非常に近接した場合に起こる分子反発力:ファンデルワールス半径 27
水素結合 28
・生物的過程における水の役割 29
水の構造と特性 29
溶媒としての水 31
・イオン平衡 32
酸と塩基:水素イオン供与体と受容体 3
水の電離とそのイオン積 33
pH尺度と生理的pH範囲 34
弱酸および弱塩基平衡 35
pKa値の詳細な考察:酸の解離に影響を与える要因 36
弱酸の滴定:ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式 36
緩衝溶液 37
複数のイオン化した官能基をもつ分子:沂吐電解質,
両性高分子電解質,高分子電解質 38
・溶液中における高分子イオン同士の相互作用
高分子イオンの溶解度とpH 40
小イオンの影響:イオン強度 41
まとめ 42
生化学の道具2A 電気泳動と等電点電気泳動 42
第3章 生命のエネルギー論 46
・エネルギー,熱,そして仕事 46
内部エネルギーと系の状態 46
熱力学の第1法則 47
エンタルピー 49
・エントロピーと熱力学の第2法則 49
過程の進行方向 49
エントロピー 50
熱力学の第2法則 51
・自由エネルギー:開いた系での第2法則 51
エンタルピーおよびエントロピーの相互作用の例:水と氷の間の変化 52
エントロピーとエンタルピーの相互作用:まとめ
自由エネルギーと有効仕事 54
・自由エネルギーと濃度 54
化学ポテンシャル 55
どのように化学ポテンシャルが使われているかの例:膜を通した拡散をじっくりみる 55
・自由エネルギーと化学反応:化学平衡 56
自由エネルギー変化と平衡定数 56
自由エネルギーの計算:生化学的な例 57
・高エネルギーリン酸化合物:生物系における自由エネルギー源 58
エネルギーシャトルとしての高エネルギーリン酸化合物 59
リン酸基転移ポテンシャル 62
まとめ 62
Part Ⅱ 生命体の分子構造
第4章核酸 67
・核酸の性質 67
2種類の核酸:DNAとRNA 67
ヌクレオチドの性質 69
ホスホジェステル結合の安定性と生成 70
・核酸の一次構造 72
一次構造の性質と重要性 72
遺伝物質としてのDNA :初期の証拠 73
・核酸の二次構造と三次構造 74
二重らせん 74
DNA複製の半保存的性質 77
2つの核酸構造:B型とA型らせん 79
生体内でのDNAとRNAの分子 80
・核酸の生物学的機能:分子生物学の予告編
遺伝情報の貯蔵:ゲノム 82
複製:DNAからDNAへ 83
転写:DNA」からRNAへ 83
翻訳:RNAからタンパク質へ 84
DNAを操作する 85
・DNAの二次構造と三次構造の可塑性 86
三次構造の変化:超らせんを詳しくみる 86
DNAの通常と異なる二次構造 87
三重らせんとH-DNA 89
・二次構造と三次構造の安定性 90
らせん構造からランダムコイル構造への移行:核酸の変性 90
超らせんエネルギーとDNAの高次構造変化
まとめ 93
生化学の道具4A X線回折入門 94
生化学の道具4Bオリゴヌクレオチドの化学合成 9
第5章タンパク質序論:タンパク質の一次構造
・アミノ酸 99
α-アミノ酸の構造 99
α-アミノ酸の立体化学 99
アミノ酸側鎖の性質:α-アミノ酸の分類 11
脂肪族側鎖をもつアミノ酸 101
修飾アミノ酸 104
・ペプチドとペプチド結合 104
ペプチド 104
両性高分子電解質としてのポリペプチド 10
ペプチド結合の構造 106
ペプチド結合の安定性と生成 107
・タンパク質:決まった配列をもつポリペプチド
・遺伝子からタンパク質へ 111
遺伝コード 111
翻訳 111
タンパク質の翻訳後修飾 H2
・まとめ 113
生化学の道具5A タンパク質や高分子を単離,生成する方法
生化学の道具5B タンパク質のアミノ酸分析 118
生化学の道具5C タンパク質のアミノ酸配列決定法
生化学の道具5D ポリペプチドの化学合成法 123
第6章タンパク質の三次元構造 125
・二次構造:ポリペプチド鎖の規則的な折りたたみ方法 125
ポリペプチド鎖の規則的構造の発見 125
構造の記述:分子ヘリックスとプリーツシート
ラマチャンドランプロット 128
・線維状タンパク質:細胞や組織の構造をつくる材料 131
ケラチン 131
フィブロイン 132
コラーゲン 133
エラスチン 135
まとめ 135
・球状タンパク質:三次構造と機能の多様性
異なる機能のための異なる折りたたみ 135
球状タンパク質構造の多様性:折りたたみのパターン 137
・二次および三次構造を決定する因子 138
タンパク質の折りたたみに関する情報 138
折りたたみの熱力学 139
ジスルフィド結合の役割 143
・球状タンパク質構造の動力学 144
タンパク質の折りたたみの速度論 144
ジスルフィド結合形成の速度論 145
シャペロニン 146
球状タンパク質の分子内運動 147
プリオン:タンパク質の折りたたみと狂牛病
・タンパク質の二次および三次構造の予測
二次構造の予測 148
三次構造:折りたたみコンピュータシミュレーション 148
・タンパク質の四次構造 149
マルチサブユニットタンパク質:同種のタンパク質-タンパク質問相互作用
異種のタンパク質-タンパク質相互作用 153
まとめ 153
生化学の道具6A 溶液中における高分子のコンホメーションを研究するための分光学的手法 154
生化学の道具6B タンパク質分子の分子量とサブユニット数の決定 160
第7章タンパク質の機能と進化 163
・酸素の輸送と貯蔵:ヘモグロビンとミオグロビンの役割 163
・ヘムタンパク質による酸素結合のメカニズム
酸素結合部位 165
ミオグロビンによる酸素結合の分析 166
・酸素の輸送:ヘモグロビン 168
協調的な結合およびアロステリック性 168
ヘモグロビンにおけるアロステリック変化を説明するモデル 170
酸素の結合に伴うヘモグロビン構造の変化 171
ヘモグロビン変化をより詳繝にみる 172
・ヘモグロビンのアロステリック挙動に対する他のリガンドの影響 174
pH変化に対する応答:ボーア効果 175
二酸化炭素の輸送 175
ビスホスホグリセリン酸 176
・タンパク質の進化:ミオグロビンとヘモグロビンを例として 177
真核生物の遺伝子の構造:エキソンとイントロン 177
タンパク質変異のメカニズム 178
・ミオグロビンーヘモグロビンファミリータンパク質の進化 180
・ヘモグロビンのバリアント:進行中の進化 182
バリアントとそれらの遺伝 182
バリアントヘモグロビンの病態的影響 183
サラセミア:誤った機能をもつヘモグロビン遺伝子の影響 185
・免疫グロブリン:構造における多様性は結合の多様性を生み出す 186
免疫応答 186
抗体の構造 188
抗体の多様性の発生 190
T細胞と細胞性免疫応答 190
・AIDSと免疫応答 192
まとめ 192
生化学の道具7A 免疫学的方法 193
第8章運動におけるタンパク質:収縮システムと分子モーター 196
・筋肉や他のアクチンーミオシン収縮システム 196
アクチンとミオシン 197
筋肉の構造 199
収縮機構:滑り説 200
収縮の刺激:カルシウムの役割 202
筋肉内のエネルギー特性およびエネルギー供給
筋肉ではないアクチンとミオシン 204
・運動性に関する微小管システム 205
線毛と鞭毛の運動性 206
細胞内輸送 208
微小管と有糸分裂 209
・細菌の運動性:タンパク質の回転 210
まとめ 212
第9章糖質 213
・単糖類 214
アルドースとケトース 214
エナンチオマー(鏡像異性体,対掌体) 21
・ジアステレオマー 216
環構造 217
・単糖類の誘導体 221
リン酸エステル 221
酸とラクトン 222
アルジトール 222
アミノ糖 223
グリコシド 223
・オリゴ糖 224 1
オリゴ糖の構造 224
グリコシド結合の安定性と生成 225
・多糖類 228
貯蔵多糖類 229
構造多糖類 230
グリコサミノグリカン 231
細菌細胞壁の多糖類 232
・糖タンパク質 234
N-結合および0-結合糖タンパク質 235
血液群抗原 236
細胞標識としてのオリゴ糖 237
まとめ 239
生化学の道具9A オリゴ糖類の配列順序 239
10章脂質,膜および細胞輸送 241
・脂質の分子構造と挙動 241
脂肪酸 241
トリアシルグリセロール:脂肪 243
石鹸と界面活性剤 244
ワックス 245
・生体膜の脂質組成 245
グリセロリン脂質 246
スフィンゴ脂質とスフィンゴ糖脂質
グリセロ糖脂質 247
コレステロール 248
・膜の構造と性質および膜タンパク質
膜の運動 249
膜の非対称性 251
膜タンパク質の特徴 252
赤血球膜:膜構造の一例 252
・膜を横切る輸送 255
輸送の熱力学 255
受動輸送:拡散 256
促進輸送:促進拡散 257
能動輸送:濃度勾配に逆らった輸送
・興奮性膜,活動電位,そして神経伝導
静止電位 263
活動電位 264
神経伝導速度 266
毒と神経伝達 266
まとめ 267
生化学の道具10A膜研究の方法 268
Part Ⅲ 生命のダイナミクス:触媒と生化学反応の調節
11章酵素:生物学的触媒 273
・酵素の役割 273
・化学反応速度と触媒の効果 274
反応速度と反応の次数 274
遷移状態と反応速度 276
触媒の作用 278
・酵素はどのように働くか:原理と例 279
一般的原理:誘導適合モデル 279
トリオースリン酸イソメラーゼ 280
セリンプロテアーゼ 282
・酵素触媒作用の反応速度論 284
酵素に触媒される単純な反応の反応速度:ミカエリス・メンテンの反応速度論 28
多段階反応の反応速度の表現 286
KM,KcatおよびKcat/KMの重要性 286
反応速度データの解析:ミカエリス・メンテン式の検証 288
多基質反応 289
いくつかの複雑な反応の詳細な観察 290
・酵素の阻害 291
可逆的阻害 291
非可逆的阻害 294
・補酵素,ビタミン,必須金属 296
補酵素とその作用 296
酵素中の金属イオン 298
・酵素機能の多様性 299
タンパク質酵素の分類 299
分子工学による酵素の改変と新規酵素の作製
・非タンパク質性の生物触媒:リボザイム:酵素活性の調節:アロステリック酵素 30:
基質レベルの制御 304
フィードバック制御 304
アロステリック酵素 305
アスパラギン酸カルバモイル転移酵素:アロステリック酵素の一例 307
酵素活性を調節するために用いられる共有結合修飾 308
膵臓のプロテアーゼ:切断による活性化 309
切断による活性化のさらなる観察:血液凝固
まとめ 312
生化学の道具11A 酸素により触媒される反応の速度測定法
12章代謝入門 315
・代謝概観 315
・代謝地図上の高速道路 316
エネルギー代謝の中心経路 317
生合成と分解の個別の経路 319
・生物エネルギー学に関する若干の考察 321
代謝エネルギー源としての酸化 321
自由エネルギーの通貨としてのATP 323
・主要な代謝調節機構 326
酵素量の調節 326
酵素活性の調節 327
細胞内の区画分け 328
ホルモンによる調節 329
代謝の分配制御 331
・代謝の実験的解析 332
代謝研究のゴール 332
代謝研究の対象となるさまざまな組織レベル
代謝プローブ 335
まとめ 336
生化学の道具12A 放射性同位体と液体シンチレーションカウンター
Part Ⅳ 生命のダイナミクス:エネルギー・生合成・前駆体の利用
13章糖質代謝I:代謝エネルギー生成における嫌気的過程 34
・解糖系:概説 344
解糖系と他経路の関係 344
嫌気的解糖系と好気的解糖系 344
初期の重要な実験 345
解糖系の戦略 345
・解糖系の反応 346
反応1~5:エネルギー投資相 346
反応6~10:エネルギー生成相 349
・ピルビン酸の代謝の行方 352
乳酸代謝 353
乳酸脱水素酵素のアイソザイム 353
エタノール代謝 354
・エネルギーと電子の貸借対照表 355
・解糖系の調節 356
パスツール効果 356
解糖中間体の振動 356
ホスホフルクトキナーゼのアロステリック制御
ピルビン酸キナーゼの制御 358
異化経路と同化経路としての解糖系 358
・その他の糖の解糖系への流入 358
単糖の代謝 359
二糖の代謝 361
グリセロールの代謝 361
・多糖の異化 361
加水分解と加リン酸分解による開裂 361
デンプンとグリコーゲンの消化 362
グリコーゲンの動員 363
グリコーゲン分解の調節 364
・まとめ 367
生化学の道具13A タンパク質―タンパク質相互作用の検出と解析 367
14章酸化的過程:クエン酸回路とペントースリン酸回路 370
・ピルビン酸の酸化とクエン酸回路の概略 37
呼吸の3段階 371
クエン酸回路の戦略 371
クエン酸回路の発見 372
・ピルビン酸酸化:炭素のクエン酸回路への主要な導入経路
・ピルビン酸酸化とクエン酸回路に関係する補酵素
チアミンピロリン酸 375
リポ酸(リポアミド) 376
フラビン補酵素 376
補酵素Aとアシル基の活性化 377
・ピルビン酸脱水素酵素複合体の働き 378
クエン酸回路 380
第1段階:2炭素原子の導入と遊離 380
第2段階:オキサロ酢酸の再合成 383
・クエン酸回路の化学量論とエネルギー論 31
・ピルビン酸脱水素酵素とクエン酸回路の調節
ピルビン酸酸化の制御 386
クエン酸回路の制御 387
・アナプレロティック経路:回路の失われた中間体を元に戻す必要性
オキサロ酢酸を補充する反応 388
リンゴ酸酵素 389
アミノ酸が関係する反応 389
・グリオキシル酸回路:クエン酸回路の同化の変形型 390
・グルコースを酸化する生合成経路:ペントースリン酸回路 3!
酸化的段階:NADPHとしての還元力の生成
非酸化的段階:ペントースリン酸のもう1つの運命 392
ペントースリン酸回路の酵素が関係するヒトの遺伝子疾患 396
まとめ 398
15章電子伝達,酸化的リン酸化と酸素代謝
・ミトコンドリア:作業の現場 400
・酸化とエネルギー生成 402
還元力の定量化:標準還元電位 402
酸化一還元反応から得られる自由エネルギー変化
・電子伝達 405
呼吸鎖における電子伝達体 405
呼吸系電子伝達体の順序の決定 408
電子伝達体のミトコンドリアへのシャトル ・
・酸化的リン酸化 412
P/O比:酸化的リン酸化の効率 412
ATP合成をひき起こす酸化反応 413
ATP合成のための酵素系 414
酸化的リン酸化の機構:化学浸透圧共役 4E
化学浸透圧共役の詳細:実験的証拠 416
酸化的リン酸化の構造面の考察 418
呼吸状態と呼吸調節 420
・ミトコンドリアの輸送系 422
・酸化的代謝からのエネルギー収率 422
・他の代謝反応の基質としての酸素 424
酸化酵素と酸素添加酵素 424
シトクロムP450 424
活性酸素種,抗酸化防御とヒトの病気 425
・まとめ 428
16章糖質代謝Ⅱ:生合成 429
・糖新生系 429
動物細胞においてグルコース合成に必要な生理物質 429
糖新生系と解糖系における酵素の関連性 42
糖新生系の化学量論とエネルギー収支 432
糖新生系の基質 433
エタノール消費と糖新生系 434
肝外ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼの役割 435
・糖新生系の制御 435
解糖系と糖新生系相互の調節 435
フルクトース2,6-ビスリン酸と糖新生系の制御
・グリコーゲンの生合成 438
グリコーゲン合成と分枝形成過程 438
グリコーゲン合成と分解の相互関係 439
筋肉および肝臓におけるグリコーゲン貯蔵の役割 442
グリコーゲン代謝における先天性欠損症 4・
・他の多糖類の生合成 443
・アミノ糖の生合成 443
・複合糖質の生合成 445
0-グリコシド型オリゴ糖:血液型抗原 445
N一結合型オリゴ糖:糖タンパク質 446
細菌細胞壁多糖:ペプチドグリカン 449
微生物の細胞壁多糖:o抗原 453
・まとめ 453
17章光合成 454
・光合成の基本的な過程 454
・葉緑体 456
・光反応 457
光の吸収:光捕捉系 457
植物と藻類での光化学:連続した2つの光化学系
もう1つの光反応の機構:環状の電子の流れ
光合成細菌中の反応中心複合体 466
・暗反応:カルビン回路 468
第1段階:二酸化炭素の固定と糖の生産 4
第2段階:受容体の再生産 470
・2つの光化学系における明反応と暗反応の要約
全反応と光合成の効率 470
・光合成の制御 471
光呼吸とC4回路 472
・まとめ 474
18章脂質代謝I:脂肪酸,トリアシルグリセロール,リポタンパク質 476
・脂肪とコレステロール(cholesterol)の利用と輸送 476
エネルギー貯蔵物質としての脂肪 476
脂肪の消化と吸収 477
組織への脂肪の輸送:リポタンパク質 479
動物におけるコレステロールの輸送と利用
貯蔵脂肪の可動化 486
・脂肪酸の酸化 487
初期の実験 487
脂肪酸の活性化とミトコンドリアへの輸送
β酸化経路 490
脂肪酸酸化のエネルギー収量 492
不飽和脂肪酸の酸化 492
奇数の炭素鎖の脂肪酸の酸化 493
脂肪酸の酸化の調節 494
ペルオキシソームにおける脂肪酸のβ酸化
脂肪酸のα酸化 495
ケトン体生成系 495
・脂肪酸の生合成 497
脂肪酸合成の糖質代謝に対する関係 497
脂肪酸合成の初期の研究 498
アセチルCoAからのパルミチン酸の生合成
脂肪酸鎖の伸長 504
脂肪酸の不飽和化 504
脂肪酸合成の制御 505
抗生物質に至る変形型の脂肪酸の合成経路
・トリアシルグリセロールの生合成 506
・肥満への生化学的洞察 507
・まとめ 508
19章脂質代謝Ⅱ:爨躓,ステロイド,イソプレノイド,エイコサノイド 509
・グリセロリン脂質の代謝 509
細菌におけるグリセロリン脂質の生合成 5
真核生物におけるグリセロリン脂質の代謝
・スフィンゴ脂質の代謝 520
・ステロイドの代謝 524
構造的な考察 524
コレステロールの生合成 525
胆汁酸 528
ステロイドホルモン 529
・その他のイソプレノイド化合物 532
脂溶性ビタミン 532
その他のテルペン 535
・エイコサノイド:プロスタグランジン,トロンボキサン,ロイコトリエン 535
歴史的局面 536
構造 536
生合成と異化 537
生物学的作用 538
・まとめ 539
20章窒素化合物の代謝I:生合成,利用および代謝回転の原則 540
・無機窒素の利用:窒素回路 540
生物学的窒素固定 541
硝酸の利用 544
・アンモニアの利用:有機窒素の生物発生 545
グルタミン酸脱水素酵素:α-ケトグルタル酸の還元的アミノ化 545
グルタミン合成酵素:生物学的に活性なアミド窒素の生成 546
アスパラギン合成酵素:類似のアミド化反応 548
カルバモイルリン酸合成酵素:アルギニンおよびピリミジン合成に対する中間体の生成 548
・窒素経済学:アミノ酸合成と分解の面から 549
窒素貯蔵化合物の欠如に基づく代謝結果 549
生物の生合成能力 549
アミノ基転移 550
・タンパク質の代謝回転 551
タンパク質の代謝回転の定量的特徴 551
タンパク質の代謝回転の生物学的重要性 551
細胞内プロテアーゼとその存在場所 552
代謝回転のための化学シグナル 553
・アミノ酸の分解と窒素最終産物の代謝 554
アミノ酸分解経路の共通の特徴 554
アンモニアの無毒化と排出 555
クレブス・ヘンゼライト尿素回路 555
肝臓へのアンモニアの輸送 557
・窒素代謝に関わる重要な補酵素 558
ピリドキサールリン酸(pyridoxal phosphate) 558
補酵素としてのテトラヒドロ葉酸と一炭素単位代謝 559
B12補酵素 563
・まとめ 567
21章窒素化合物の代謝n :アミノ酸,ポルフィリン,神経伝達物質 568
・クエン酸サイクルの中間体に関連するアミノ酸 568
グルタミン酸,アスパラギン酸,アラニン,グルタミン,アスパラギンの合成および異化
グルタミン酸の中間代謝 570
含硫アミノ酸の代謝 573
無機硫黄の還元 573
植物,細菌におけるシステイン,メチオニンの合成 573
メチオニン:動物におけるシステイン硫黄の供給源 574
グルタチオンの代謝 575
S-アデノシルメチオニンおよび生物学的メチル化
ポリアミン 578
システインおよびメチオニンの異化 580
・芳香族アミノ酸 580
芳香環の生合成:シキミ酸経路 580
ヒスチジンの生合成 583
植物における芳香族アミノ酸の利用 585
動物における芳香族アミノ酸の代謝 585
・セリン,グリシン,トレオニン 591
・バリン,ロイシン,イソロイシン,リシン 5
バリン,ロイシン,イソロイシン 592
リシン 593
・ポルフィリンおよびヘムの代謝 593
テトラピロールの生合成:コハク酸-グリシン経路 593
動物におけるヘムの分解 596
・神経伝達物質および生理活性物質としてのアミノ酸およびその代謝中間体 597
セロトニンおよびカテコールアミンの生合成
神経伝達の生化学 598
・まとめ 604
22章ヌクレオチド代讓1 605
・ヌクレオチド代謝経路の概要 605
生合成経路:de novo経路と再利用経路 605
核酸の分解とヌクレオチド再利用の重要性 605
PRPP : de noリ∂および再利用経路における主要代謝産物 607
・プリンヌクレオチドのde novo生合成 607
de novoプリン合成に関する初期の研究 607
PRPPからイノシン酸へのプリン合成 608
イノシン酸からのATPおよびGTPの合成 610
補酵素生合成におけるアデニンヌクレオチドの利用 611
・プリン分解とプリン代謝障害 611
尿酸の形成 611
尿酸の過剰蓄積:痛風 612
重度のHGPRT欠陥の劇的な結果:レッシュ・ナイハン症候群 613
プリン異化の異常による予想外の結果:免疫不全 614
・ピリミジンヌクレオチド代謝 614
ピリミジン環のcle novo生合成 614
細菌におけるピリミジン生合成の調節 615
真核生物のピリミジン合成における多機能酵素
再利用合成とピリミジン異化 616
・デオキシリボヌクレオチドの生合成と代謝
リボヌクレオチドの,デオキシリボヌクレオチドへの還元 617
・チミンデオキシリボヌクレオチドの生合成 6
デオキシウリジンヌクレオチド代謝 623
デオキシリボヌクレオチド合成への再利用経路
・チミジル酸シンターゼ:化学療法の標的酵素 624
・ウイルスの指令によるヌクレオチド代謝の変化 627
・他のヌクレオチド類似体の生物学的および
医学的重要性 629
ヌクレオチド類似体と突然変異誘発 631
選択遺伝子マーカーとしてのヌクレオチド代謝酵素 632
・まとめ 633
23章代謝の調節とシグナル伝達 634
・脊椎動物のエネルギー収支における主要臓器の相互作用 634
エネルギー源の収支 634
主要臓器の機能分担 635
・ホルモンによるエネルギー代謝の調節 6:
主要ホルモンの作用 637
飢餓,糖尿病などの代謝ストレスに対する反応
・ホルモン作用のメカニズム 641
ホルモン作用の概略 643
ホルモン作用の階層性 644
ホルモンの生合成一ペプチドホルモン前駆体
シグナル伝達:受容体 646
シグナル伝達:Gタンパク質 649
タンパク質キナーゼ活性をもつインスリン受容体と類似受容体 655
ステロイドと甲状腺ホルモン:細胞内受容体
・シグナル伝達,がん遺伝子,がん 659
ウイルス性,細胞性がん遺伝子 659
ヒトの腫瘍とがん遺伝子 660
がん遺伝子と細胞シグナル伝達 662
・植物ホルモン 664
・まとめ 665
生化学の道具23A ラジオイムノアッセイ(radioimmunoassay) 666
Part V 遺伝情報
24章遺伝情報のコピー:複製 671
・遺伝情報:主要経路 671
・DNA複製の全体像 671
・遺伝学的用語の復習 676
・DNA複製における洞察 677
DNA複製の半保存的性質 678
複製の連続的性質 678
複製の開始と方向 679
複製の単位:レプリコン 681
・DNAポリメラーゼ:ポリヌクレオチド鎖伸長を触媒する酵素
DNAポリメラーゼの発見 683
DNAポリメラーゼIの構造と活性 683
DNAポリメラーゼIIと111 685
DNAポリメラーゼの構造と機構 687
DNAポリメラーゼIIIホロ酵素 688
真核細胞のDNAポリメラーゼ 689
・その他の複製タンパク質 690
DNAリガーゼ:DNAの不連続複製 690
プライマーゼ:RNAリーダー配列の合成
クランプおよびクランプローダー:プロセシビティー 693
一本鎖DNA結合タンパク質:至適鋳型構造の維持 693
ヘリガーゼ:フォーク先端でのDNA巻き戻し
トポイソメラーゼ:ねじれ応力(torsional stress)の除去
ウラシル-DNA N -グリコシラーゼ:取り込まれたウラシルの除去 698
・複製マシーンの再構成 699
・DNA複製開始 701
複製開始の必要要素 701
大腸菌oricからの複製開始 701
プラスミドDNA複製:RNAによる複製開始の制御 702
ミトコンドリアDNA :2つの単一方向性の複製フォーク
・直鎖状ゲノムの複製 702
・DNA複製の精度 704
・RNAウイルス:RNAゲノムの複製 707
RNA依存性RNAレプリガーゼ 707
レトロウイルスゲノムの複製 707
・まとめ 709
生化学の道具24A PCR 709
生化学の道具24B 二次元電気泳動法によるDNAトポイソマーの解析
25章遺伝情報の再構築:斜限,修復,絅勸え,再構成と増幅
・DNAメチル化 712
・制限と修飾 714
制限と修飾の生物学 715
制限酵素と修飾酵素の性質 716
・DNA修復 719
DNA障害のタイプとその結末 719
生物学的に重要なDNA光産物:ピリミジンニ量体 719
損傷DNA塩基の直接修復:光活性化とアルキル転移酵素 720
ヌクレオチド除去修復:エキシヌクレアーゼ複製後修復:組換え修復とSOS応答 724
ミスマッチ修復 726
・組換え 727
相同組換え 729
部位特異的組換え 734
・遺伝子の再構成 735
抗体産生,多様性の創出 736
転移性遺伝エレメント 738
レトロウイルス 741
・遺伝子増幅 743
・まとめ 745
生化学の道具25A ゲノムマッピング 745
生化学の道具25B 遺伝子クローニング 746
生化学の道具25C ジデオキシヌクレオチドを用いた塩基配列決定
生化学の道具25D サザンブロット法 751
生化学の道具25E 位特異的突然変異導入法 753
26章遺伝情報の読み出し:転写 755
・RNA合成のための鋳型としてのDNA 75j
メッセンジャーRNAの存在の予測 756
T2ファージとメッセンジャーRNAの証明
非感染細胞でのRNAの動態 757
・RNA合成の酵素学:RNAポリメラーゼ 758
RNAポリメラーゼの生物学的役割 758
RNAポリメラーゼの構造 760
・転写の機構 761
転写の開始:プロモーターとの相互作用 761
開始と伸長:リボヌクレオチドの取り込み 762
転写の正確性:プロモーターの認識 764
転写の終わり:終結 766
・転写の制御 768
ラクトースオペロン:遺伝子発現の転写制御に関する初期の証拠 769
λファージ:複数のオペレーター,2つのリプレッサー,特異的DNA結合のモデル 774
Croとclリプレッサーの構造,関連したDNA結合タンパク質 777
SOSレギュロン(SOSREGULON):一連の環境シグナルによって活性化される複数のオペロン 779
オベロンの生合成:リガンドで活性化されるリプレッサーと転写減衰 781
制御の他の形式 783
転写後のプ囗セシング 786
mRNA代謝回転 786
rRNAとtRNAの合成における転写後のプロセシング 786
まとめ 788
生化学の道具26A フットプリント法:DNA上でタンパク質結合部位を確認する 788
生化学の道具 写開始点のマッピング 789
27章遺伝情報の解読:翻訳 792
・翻訳の概観 792
3遺伝暗号 793
遺伝暗号はどのようにして明らかにされたか 793
暗号の特徴 794
・翻訳に関わる重要な分子:
mRNA, tRNA,そしてリボソーム 796
原核生物のmRNA 796
転移RNA(tRNA)の構造 797
tRNAのアミノ酸への結合とアミノアシルtRNAの
形成:タンパク質合成の初期段階 798
リボソーム 801
・翻訳のメカニズム 804
開始 804
伸長 806
終結 809
突然変異の抑圧 810
・抗生物質による翻訳の阻害 811
・翻訳の速度とエネルギー特性 812
・タンパク質生合成の最終段階:
折りたたみと共有結合修飾 814
鎖の折りたたみ 814
共有結合修飾 814
・原核生物におけるタンパク質合成の調節 8
・まとめ 817
生化学の道具27A 複雑な高分子構造をマップする方法
28章真核生物の遺伝子とその発現調節 8;
・真核生物のゲノム 822
ゲノムサイズ 822
反復配列 823
遺伝子ファミリー 825
・真核生物DNAの基本構造:
核,染色体,クロマチン 826
染色体 826
クロマチン 827
ヌクレオソーム 828
核内における高次のクロマチン構造 829
・真核生物の細胞周期とDNA複製 831
細胞周期 831
クロマチン複製の分子メカニズム 833
・真核生物における転写制御 836
RNAポリメラーゼI:
リボソームRNA遺伝子の転写 837
RNAポリメラーゼⅢ:小さなRNA遺伝子の転写 837
RNAポリメラーゼn :構造遺伝子の転写 839
クロマチン構造と転写 841
・真核生物のmRNAのプロセシング 843
・真核生物の翻訳 846
原核生物との比較 846
翻訳の阻害薬 848
・真核生物におけるタンパク質の局在化 849
細胞質で合成されるタンパク質 849
粗面小胞体で合成されるタンパク質 850
・タンパク質の運命:あらかじめプログラムされた
分解のシステム 851
リソソームのシステム 852
サイトソルのタンパク質の分解 852
アポトーシス 853
・真核生物のDNAと発生:その一例 854
まとめ 855
1耳飃闥1Ξ冒髑結合因子と結合配列の同定 856
問題と解答
解答 ;
用語解説
資 料
文 献
あとがき
索 引