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書誌詳細

トコトンやさしいタンパク質の本

  • 著者名東京工業大学大学院生命理工学研究科編
  • 出版者日刊工業新聞社
  • 出版年2007.2

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計10

所蔵事項

  • 登録番号0061043
  • 請求記号464.2//To46
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名トコトンやさしいタンパク質の本
  • 書名ヨミトコトンヤサシイタンパクシツノホン
  • 著者名東京工業大学大学院生命理工学研究科編
  • 著者ヨミトウキョウコウギョウダイガクダイガクインセイメイリコウガクケンキュウカ
  • 叢書名B&Tブックス
  • 叢書番号今日からモノ知りシリーズ
  • ISBN9784526058103
  • 出版地東京
  • 出版者日刊工業新聞社
  • 出版年2007.2
  • ページ138p, 図版[2]p
  • サイズ21cm
  • 注記参考文献: p133
  • 件名蛋白質
  • 目次第1章 身の回りにあるタンパク質
    1 タンパク質はアミノ酸でできている「20種類のアミノ酸で10万種ある人のタンパク質を作る」
    2 遺伝子が作るタンパク質「生物に学ぶタンパク質生産の原理」
    3 酵素パワーで汚れを落とす「酵素が関与した洗濯用洗剤の機能向上」
    4 医薬品として用いられるタンパク質「免疫システムを利用した医薬品開発」
    5 化粧品に含まれるタンパク質「しっとりつやつやな肌へ」
    6 バイオセンサで微量物質を測定「特定の化学物質を識別し、濃度を測定」
    7 生物活性を閉じ込めるバイオリアクター「さまざまな機能を持つタンパク質を作り出す器」
    8 環境をきれいにするタンパク質「タンパク質で環境保全」
    第2章 タンパク質の形
    9 アミノ酸はタンパク質における基本単位「アミノ酸の側鎖の化学的性質を利用」
    10 タンパク質の構造?一次構造「タンパク質の進化の歴史は一次構造に蓄積されている」
    11 タンパク質の構造?二次構造「αへリックスはアミノ酸の最も代表的ならせん構造」
    12 タンパク質の構造?三次構造「ゆでた卵タンパク質が変性し、その立体構造が壊れる」
    13 タンパク質の構造?四次構造「血液にあるヘモグロビンは四量体構造」
    14 分子間相互作用とは「生体分子は分子間相互作用の集合体」
    第3章 タンパク質を調べる
    15 タンパク質を精製する「一つひとつに個性があるタンパク質の精製はたいへん」
    16 タンパク質の大きさを調べる「タンパク質の分子量を求める方法」
    17 タンパク質の概要を調べる「ペプチドを抽出してどのようなタンパク質かを調べる」
    18 特定のタンパク質を調べる「ウェスタンプロッティングとELISA」
    19 超遠心分析でタンパク質を調べる「沈降速度法と沈降平衡法の2つの測定法」
    20 X線結晶解析でタンパク質を調べる「タンパク質の立体構造を原子レベルで解明」
    21 NMRでタンパク質を調べる「タンパク質の溶液構造を高分解能で得るNMR」
    22 タンパク質の相互作用を調べる「タンパク質は他の分子との相互作用で機能を発現」
    23 コンピュータでタンパク質を調べる「分子の運動を追跡する分子動力学シミュレーション」
    第4章 タンパク質の働き
    24 酵素は生命を支える縁の下の力持ち「反応を進行させる酵素」
    25 抗体とは何か?「抗体の働きと多様性」
    26 輸送タンパク質は体内の宅配便「体内の宅配システム」
    27 受容体タンパク質は細胞内のアンテナ分子「情報授受の仕組み」
    28 構造タンパク質はとても丈夫「細胞構造の形成・維持に関わる細胞骨格」
    29 ペプチドは小さなタンパク質「毒素からホルモン、薬まであるペプチド」
    第5章 タンパク質をつくる
    30 遺伝子とタンパク質「形質はタンパク質によって決定」
    31 コドンはアミノ酸の遺伝暗号「3番目の塩基は生物学上の謎?」
    32 遺伝情報の伝達「転写や運搬を担うRNAが媒介」
    33 リボゾームのタンパク質合成「リボゾームで暗号を翻訳する」
    34 翻訳後の加工「タンパク質中の特定のアミノ酸は化学修飾される」
    35 組換えタンパク質を作る「高純度で大量に必要になるタンパク質を作る」
    36 細胞抽出液でタンパク質の合成「試験管内でタンパク質を合成」
    37 有機化学反応でタンパク質の合成「化学合成で短いタンパク質は合成可能」
    第6章 タンパク質を改造する
    38 タンパク質工学とは「タンパク質を自在に操る技術」
    39 タンパク質の修飾「人間に有用なタンパク質を作り出す」
    40 ファージディスプレイ「ウイルスを使ってタンパク質の機能向上」
    41 タンパク質にタグを付ける「タンパク質の精製、検出にタグを利用」
    42 キメラタンパク質とは「さまざまな機能や性質を持つキメラタンパク質の応用」
    43 進化分子工学「タンパク質を目的に合わせて進化させる」
    44 耐熱化酵素の有用性「熱に弱いタンパク質を有用化する」
    45 タンパク質の機能改変「ホタルの光にもタンパク質が関係」
    46 人工タンパク質の分子設計「タンパク質工学の究極目標は人工タンパク質を作ること」
    47 非天然型アミノ酸を含むタンパク質「新機能を持ったタンパク質の合成」
    第7章 タンパク質が拓く未来
    48 接着タンパク質で糊付け「糊代を持ったバイオハイブリッド素材の開発」
    49 ゲノム創薬「ヒト遺伝子の全塩基配列の解明により始まる」
    50 糖タンパク質の糖鎖を利用「糖鎖を変えてタンパク質の機能を向上」
    51 プロテインチップでタンパク質を検出「タンパク質を素早く検出して、医療、食品・環境検査に応用」
    52 タンパク質や細胞を参考にナノマシンを作る「分子が仕事をする仕組み」
    53 タンパク質分離の新技術「SGビーズの開発で、リガンドの固定化量が増大」
    54 ウイルスタンパク質の善玉利用「ウイルスを有効利用する時代が来た」
    55 エネルギー生産に関わるタンパク質「生体内では化学反応で電子を作り出す」
    【コラム】
    ●細胞の世界を覗いてみると
    ●タンパク質のさまざまな構造分類
    ●タンパク質とバイオインフォマティクス
    ●機能未知タンパク質
    ●組換えタンパク質を作るとき
    ●35億年の進化に挑む
    ●タンパク質を他の材料と融合させる
    参考文献
    索引
    編集委員および執筆者紹介