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書誌詳細
完璧志向が子どもをつぶす
- 著者名原田正文著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2008.8
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0064413
- 請求記号379.9//H 32
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名完璧志向が子どもをつぶす
- 書名ヨミカンペキシコウガコドモオツブス
- 注記『子育ての変貌と次世代育成支援 : 兵庫レポートにみる子育て現場と子ども虐待予防』(名古屋大学出版会, 2006)に掲載した現代日本の子育て実態調査「兵庫レポート」をベースに書き下ろされたもの
参考図書: 章末
- 内容昔にくらべればはるかに豊かな日本で、なぜ今、親も子も苦しい状況におかれているのか?日本社会の急激な変化の中で、小さな子どもにふれた経験がないまま親になる人がふえ、育児というマニュアルのない世界に戸惑う母親が急増している。
本書は、著者の長年の精神科臨床(小児・思春期外来)での経験と大規模な子育て実態調査のデータに基づきながら、現代日本の子育てをめぐる状況の全体像を明らかにする。
それらをふまえて、親たちの完璧志向、○×思考の弊害を指摘し、「子育ては70点がよい」というバランス育児を提唱する。
序章 「小さい頃はいい子」がなぜ?
第1章 「赤ちゃんはなぜマニュアルつきで生まれてこないの?」―乳幼児を知らない母親たちの急増
第2章 二代目専業主婦が母になるとき―「自己実現」と「親役割」の間で
第3章 心の発達には道筋がある
第4章 父親にとって子育てとは
第5章 完璧な親なんていない