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書誌詳細
つながりの作法 : 同じでもなく違うでもなく
- 著者名綾屋紗月, 熊谷晋一郎著
- 出版者日本放送出版協会
- 出版年2010.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号9007176
- 請求記号SS//335
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名つながりの作法 : 同じでもなく違うでもなく
- 書名ヨミツナガリノサホウ
- 著者名綾屋紗月, 熊谷晋一郎著
- 著者ヨミアヤヤ,サツキ
- 出版地東京
- 出版者日本放送出版協会
- 出版年2010.12
- 目次第1章 つながらない身体のさみしさ
あふれる刺激
ほどける私
感覚飽和
情報の全体像を見失う
教室は言葉の無法地帯
運動におけるつながらなさ
ドリブル運動で時間と空間が消える?!
発声運動の困難
バラバラで過剰なフィードバック
パソコンで「わたし」が起動する
世界の崩壊
第2章 つながりすぎる身体の苦しみ
こわばりやすい身体
周囲とつながるための適度な「つながらなさ」
つながりすぎる人間関係:密室の親子
二つの幻想が支配する密室
密室のぐるぐる:自己監視の悪循環
爆発する過食嘔吐
先行するイメージの加害性
「隙間」に生まれる欲求で動き出す
〈知覚・運動ループ〉で世界と身体を更新する
「開かれた介助」で健常イメージを取り込む
つながり感を得る条件:「差異」と「全体」の検出
密室をほどいて結び直す:睡眠・党醒サイクル
第3章 仲間とのつながりとしがらみ
共有されなければ意味は生まれない
「わたし」を押し殺す
第一世代:過剰適応する時期
名づけを求めて
仲間と出会って救われる
第二世代:仲間と出会い連帯する時期
仲間のしがらみ
第三世代:多様性を認めながら連帯する時期
第4章 当事者研究の可能性
硬直したカテゴリー思考
当事者研究とは
私たちの当事者研究の始まりI仲間と共に自分を生み出す
『べてるの家の「当事者研究」』との出会い
自分の成り立ち①:「構成的体制」と「個人の日常実践」の相互循環
自分の成り立ち②:「わたし」と「私」を立ちあげる
「私」が立ちあがる条件
「わたし」が立ちあがる条件-あたふたモード・すいすいモード・ぐるぐるモード
「わたし/私」を立ちあげられない人たち
「研究の論理」の導入
一次データの収集
「構成的体制」の立ちあげと共有
第5章 つながりの作法
抑圧されずに一次データを語れる場の確保:「言いっぱなし聞きっぱなし」
聞きっぱなし:他者の語りが自分のことのように
言いっぱなし:わたしが話すのを聞く
空気を読み合う空間
空気を読まない工夫:自分の語りに集中する
一次データがいちばん偉い
第6章 弱さは終わらない
止められない「過去へのタイムスリップ」
ささいな感情の抑圧
「本当の実力」幻想も悪循環のひとつ
コミュニティの中に安全な聞き手がいない
規範の相対化が幻聴を生む
たわいのないことだからこそ話せない
仲間への「説明責任」という発想
思い切って打ち明ける
いろんな場所で何度でも
あとがきにかえて
参考文献