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書誌詳細

つながりの作法 : 同じでもなく違うでもなく

  • 著者名綾屋紗月, 熊谷晋一郎著
  • 出版者日本放送出版協会
  • 出版年2010.12

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号9007176
  • 請求記号SS//335
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名つながりの作法 : 同じでもなく違うでもなく
  • 書名ヨミツナガリノサホウ
  • 著者名綾屋紗月, 熊谷晋一郎著
  • 著者ヨミアヤヤ,サツキ
  • 叢書名生活人新書
  • 叢書番号335
  • ISBN9784140883358
  • 出版地東京
  • 出版者日本放送出版協会
  • 出版年2010.12
  • ページ221p
  • サイズ18cm
  • 注記参考文献: p221
  • 件名障害者福祉
  • 目次第1章 つながらない身体のさみしさ
    あふれる刺激
    ほどける私
    感覚飽和
    情報の全体像を見失う
    教室は言葉の無法地帯
    運動におけるつながらなさ
    ドリブル運動で時間と空間が消える?!
    発声運動の困難
    バラバラで過剰なフィードバック
    パソコンで「わたし」が起動する
    世界の崩壊
    第2章 つながりすぎる身体の苦しみ
    こわばりやすい身体
    周囲とつながるための適度な「つながらなさ」
    つながりすぎる人間関係:密室の親子
    二つの幻想が支配する密室
    密室のぐるぐる:自己監視の悪循環
    爆発する過食嘔吐
    先行するイメージの加害性
    「隙間」に生まれる欲求で動き出す
    〈知覚・運動ループ〉で世界と身体を更新する
    「開かれた介助」で健常イメージを取り込む
    つながり感を得る条件:「差異」と「全体」の検出
    密室をほどいて結び直す:睡眠・党醒サイクル
    第3章 仲間とのつながりとしがらみ
    共有されなければ意味は生まれない
    「わたし」を押し殺す
    第一世代:過剰適応する時期
    名づけを求めて
    仲間と出会って救われる
    第二世代:仲間と出会い連帯する時期
    仲間のしがらみ
    第三世代:多様性を認めながら連帯する時期
    第4章 当事者研究の可能性
    硬直したカテゴリー思考
    当事者研究とは
    私たちの当事者研究の始まりI仲間と共に自分を生み出す
    『べてるの家の「当事者研究」』との出会い
    自分の成り立ち①:「構成的体制」と「個人の日常実践」の相互循環
    自分の成り立ち②:「わたし」と「私」を立ちあげる
    「私」が立ちあがる条件
    「わたし」が立ちあがる条件-あたふたモード・すいすいモード・ぐるぐるモード
    「わたし/私」を立ちあげられない人たち
    「研究の論理」の導入
    一次データの収集
    「構成的体制」の立ちあげと共有
    第5章 つながりの作法
    抑圧されずに一次データを語れる場の確保:「言いっぱなし聞きっぱなし」
    聞きっぱなし:他者の語りが自分のことのように
    言いっぱなし:わたしが話すのを聞く
    空気を読み合う空間
    空気を読まない工夫:自分の語りに集中する
    一次データがいちばん偉い
    第6章 弱さは終わらない
    止められない「過去へのタイムスリップ」
    ささいな感情の抑圧
    「本当の実力」幻想も悪循環のひとつ
    コミュニティの中に安全な聞き手がいない
    規範の相対化が幻聴を生む
    たわいのないことだからこそ話せない
    仲間への「説明責任」という発想
    思い切って打ち明ける
    いろんな場所で何度でも
    あとがきにかえて
    参考文献