• 書名食べるギリシア人 : 古典文学グルメ紀行
• 書名ヨミタベルギリシアジン

• 著者名丹下和彦著
• 著者ヨミタンゲ，カズヒコ

• 叢書名岩波新書
• 叢書番号新赤版 1360

• ISBN9784004313601

• 出版地東京
• 出版者岩波書店
• 出版年2012.3

• ページvii, 203p
• サイズ18cm

• 注記引用文献一覧: p197-198

• 件名ギリシア文学 -- 歴史
  食生活 -- ギリシア -- 歴史

• 内容■目次
  
  　はじめに─食べるアキレウス
  
  I 英雄たちの食─叙事詩を読み解く
  第１章　アキレウスの味覚─串刺しの肉塊
  第２章　食いしん坊オデュッセウス─魚は食うや食わざるや
  第３章　鯨飲馬食の徒─古代ギリシア大食い比べ
  　
  II 酒のなかに「真」あり─抒情詩に浮かぶ人の世
  第４章　酒の歌、恋の歌─酒仙詩人列伝
  第５章　二日酔いにはキャベツ─英雄たちも飲んだ水割りワイン
  　
  III 庶民のレシピ─喜劇は語る
  第６章　農夫の食卓─小山羊の煮込みときらめく葡萄酒
  第７章　ディオゲネスは蛸の刺身で死んだ？─魚食のアテナイ人
  第８章　蒲焼きはやはりきつね色─大好物の鰻
  第９章　古代ギリシアの買物ブギ─魚屋とのバトル
  　
  IV 食卓の周辺
  第10章　絶食するパイドラ─なぜ悲劇に「食」が少ないか
  第11章　英雄も「寝転んで」食べたか？─「寝椅子」のはじまり
  第12章　パンで手を拭く─手掴み食のマナー
  第13章　「影法師」から始まる？─食客の系譜
  第14章　古代トイレ事情─海綿のウォシュレット
  　
  
  　引用文献一覧
  　図版出典一覧
  　あとがき