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書誌詳細
食卓の不都合な真実 : 健康と環境を破壊する遺伝子組み換え作物・農薬と巨大バイオ企業の闇
- 著者名ジル=エリック・セラリーニ著 ; 中原毅志訳
- 出版者明石書店
- 出版年2014.8
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0070094
- 請求記号615.21//Se81
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名食卓の不都合な真実 : 健康と環境を破壊する遺伝子組み換え作物・農薬と巨大バイオ企業の闇
- 書名ヨミショクタクノフツゴウナシンジツ
- 著者名ジル=エリック・セラリーニ著 ; 中原毅志訳
- 著者ヨミナカハラ,ツヨシ
- 原書名Paris : Editions Flammarion
- 内容まえがき
序文
なぜこの実験を?
実験への道筋
60年にわたって心身を蝕む毒性
1 アグリビジネスが仕掛ける時限爆弾
巨利をもたらす
医薬品の評価における殺人的ともいえる落とし穴
公的機関の恐るべき怠慢
GMOが殺虫剤の使用を促すのは偶然なのか?
リスクは絵空事ではない!
90日間テストの結果は何を隠しているのか?
Ⅱ 実験へ
2 心ある人びと
食の安全の問題に向きあう大規模流通業
クリージェンの独自の支援
実験チームの編成
3 実験用GMOの選定と入手――立ちはだかる障碍
ひと味違うトウモロコシのラットフード
4 大切に管理されるラットたち
どんなメニューにもトウモロコシ!
開始(ゼロデイ)!
90日後、最初の腫瘍が現われる
13ヵ月目、触知可能な腫瘍の急増
24ヵ月目の初め、メスの50~80パーセントが発症!
ラットは何が原因でどうやって死んだのか?
絶望的な結論
Ⅲ 健康リスクの過小評価はいかにしておこなわれたか?
5 個の利益が公的利益としてまかり通る仕組み
6 衛生安全機関は市民のためにあるのか?
立派な発想と乏しい成果
安全性の評価より安全性の排除
除虫トウモロコシをめぐる争い
内部議論の検閲
組織的な不透明性
EFSAにおける利害関係者の共同謀議
7 科学エスタブリッシュメントの妥協
科学的議論を封殺する
「活動家」? または「反啓蒙主義者」?
内部告発者たちの受難
飴と鞭をあやつる企業
耐虫性ナスが踊りの輪に加わったとき
中傷と暴露
Ⅳ 針路を変えよう!
8 新たな衛生科学のパラダイムの必要性
汚染物質が染みこんだ世界
汚染物質は人体の器官内でどのように作用するのか?
環境はどうやって遺伝子の発現に影響をおよぼすか?
ホルモン攪乱は細胞情報伝達のスパム
疫学はなぜ汚染物質の長期的な相乗作用を明らかにしないのか?
長寿は生活の質を保証するか?
時代への適応が求められる毒性学
学問の道 並立から融合へ
衛生安全機関の構造的機能不全
9 持続可能な環境の実現に努めよう
透明性 不可侵の原則
検証 反証が許されないなら、独立した審査は欺瞞にすぎない
長期的暴露の製品すべてに長期テストを
公衆衛生、社会、連帯に軸足をおいた経済と予防原則
予防原則としてのトレーサビリティ
停滞する法規制の歩み
利益対リスク 誰が得をし、誰がリスクを負うのか?
環境の汚染を除去する
器官内を解毒する
心を解毒する
結論に代えて フクシマの教訓と遺伝子組み換え作物
謝辞
日本語版へのあとがき
文献注
〔参考〕本書に出てくる機関・組織の名称
訳者あとがき