ニッポンの裁判
- 著者名瀬木比呂志著
- 出版者講談社
- 出版年2015.1
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所蔵事項
書評
竹村和也先生の推薦資料です。担当授業科目『日本の憲法』。
- 記入者竹村和也先生
- 記入日2020年04月21日
書誌事項
- 書名ニッポンの裁判
- 書名ヨミニッポンノサイバン
- 著者名瀬木比呂志著
- 著者ヨミセギ,ヒロシ
- 叢書名講談社現代新書
- 叢書番号2297
- ISBN9784062882972
- 出版地東京
- 出版者講談社
- 出版年2015.1
- ページ317p
- サイズ18cm
- 件名裁判
裁判官 -- 日本
裁判所 -- 日本
- 内容はしがき―ニッポンの裁判
第1章 裁判官はいかに判決を下すのか?
─その判断構造の実際
第2章 裁判官が「法」をつくる
─裁判官の価値観によって全く異なりうる判決の内容
第3章 明日はあなたも殺人犯、国賊
─冤罪と国策捜査の恐怖
1 国家による犯罪であり殺人である冤罪
2 民主主義国家の理念と基本原則に反する国策捜査
3 あなたが裁判員となった場合には……
第4章 裁判をコントロールする最高裁判所事務総局
─統制されていた名誉毀損訴訟、原発訴訟
1 政治家たちの圧力で一変した名誉毀損損害賠償請求訴訟
2 統制されていた原発訴訟
第5章 統治と支配の手段としての官僚裁判
─これでも「民主主義国家の司法」と呼べるのか?
1「超」絶望の行政訴訟
2 そのほかの訴訟類型
3 裁判の質の信じられない劣化
第6章 和解のテクニックは騙しと脅しのテクニック?
─国際標準から外れた日本の和解とその裏側
第7章 株式会社ジャスティスの悲惨な現状
第8章 裁判官の孤独と憂鬱
あとがき 宇宙船と竹刀