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上手な脳の使いかた

  • 著者名岩田誠著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2016.11

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0073175
  • 請求記号IJ//844
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名上手な脳の使いかた
  • 書名ヨミジョウズナノウノツカイカタ
  • 著者名岩田誠著
  • 著者ヨミイワタ,マコト
  • 叢書名岩波ジュニア新書
  • 叢書番号844
  • ISBN9784005008445
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2016.11
  • ページx, 186p
  • サイズ18cm
  • 件名

    学習法
  • 内容紹介神経細胞同士の伝達をよくすれば,脳を上手に使うことができます.それには,どうすればよいのでしょう? 記憶障害や失語症の権威が,研究の歴史をひもときながら,脳の基本的な構造や記憶のしくみ,経験を積むことや体で覚えることの重要性,上手な休み方や体内時計との関わりなどを通して,わかりやすく解説します.
  • 目次はじめに
    第1章 学びにかかわる脳
     1・1 大脳皮質は分業体制
     脳は大きく三つの部分からなる/ブロードマンの脳地図/言語にかかわる部位/ペンフィールドが調べた各部の役割/はっきりした役割、あいまいな役割
     1・2 記憶にかかわる領域
     大脳辺縁系/大脳基底核/小脳/前頭連合野
    第2章 脳は育つ
     2・1 記憶をつくっていく
     脳が育つということ/記憶の三つの種類/エピソード記憶は海馬から/記憶を保持している場所は/意味記憶とエピソード記憶/感情の荷札/手続き記憶/手続き記憶には二種類ある/言語の遺伝子/口に出すことで記憶する/手続き記憶を維持する/記憶のはじまり
     2・2 思考とワーキングメモリー
     認識と思考とのちがい/ワーキングメモリー/ワーキングメモリーの上手な使い方/判断と評価と行動の関係/失敗して覚える
     2・3 言語を獲得する
     のどの構造/どうやって単語を知るか/単語から文へ/文をつくる脳のしくみ/日本人の読み書き能力/ネアンデルタール人はなぜ進歩しなかったのか/言語をもったから進歩した
    第3章 脳は可塑的である
     3・1 失語症から回復する
     脳が可塑的であるということ/他の場所が役割を肩代わりする/ブローカ失語/ウェルニッケ失語/肩代わり機能がはたらく
     3・2 神経回路と可塑性
     ニューロンとシナプス/回路が再生するのか?/シナプス効率が変化する/シナプスが消える
     3・3 可塑性と学習との関係
     可塑性研究のはじまり/カンデルの研究/塚原の研究
    第4章 脳を育てる学び方
     4・1 現場で学ぶ
     脳を育てる学び方とは/貝の化石を採りに行く/体験学習/これも体験学習/フィールドワーク/答えのない問題こそおもしろい
     4・2 表現活動をして、記憶を整理する
     動物の絵と人間の絵/人間はいつから絵を描きはじめたか?/絵と言語/視覚障害者のイメージ/概念をつかむということ/語呂あわせで丸覚え/表現して連合記憶にする/表現すると、つぎの行動につながる
     4・3 グループで学ぶ
     先生の話を聞くだけでいいのか?/言語とグループ学習/チュートリアル学習/杉田玄白に学ぶ/部活動/ネット学習と批判能力
     4・4 脳を休める
     脳は発熱器官/体内時計/体内時計の上手な使い方/体内時計をまもる/上手に昼寝する/睡眠と脳のはたらき/寝つきをよくするには/夜遅くまでスマホはやらない/結びに