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書誌詳細
高齢者介護のコミュニケーション研究 : 専門家と非専門家の協働のために
- 著者名石崎雅人編著
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2017.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0072587
- 請求記号S 02//I 84
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名高齢者介護のコミュニケーション研究 : 専門家と非専門家の協働のために
- 書名ヨミコウレイシャカイゴノコミュニケーションケンキュウ
- 叢書名コミュニケーション・ダイナミクス = Communication dynamics
- 叢書番号2
- 出版地京都
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年2017.3
- 内容序 章 専門家間,専門家と非専門家の協働と制度(石崎雅人)
1 多職種連携
2 専門家と非専門家の場づく
3 専門家の実践
4 人と制度
第Ⅰ部 多職種連携
第1章 宮城県気仙沼市における多職種連携の基底(小松治・武田雄高・村岡正朗・石崎雅人)
1 宮城県気仙沼市と東日本大震災
2 気仙沼在宅ワーキンググループ——多職種連携のひとつの形
3 気仙沼在宅ワーキンググループを生かす
4 多職種連携を考える
5 多職種連携の基底
第2章 地域包括ケアシステムの死角——県型保健所の役割(水間喜美子)
1 地域包括ケアシステム
2 姶良・伊佐地域
3 姶良・伊佐地域振興局保健福祉環境部(姶良保健所)の実践
4 地域包括ケアシステム再考
第Ⅱ部 専門家と非専門家の場づくり
第3章 高齢者の健康・介護問題をめぐるカフェ型ヘルスコミュニケーション——みんくるカフェと変容的学習(孫 大輔)
1 ヘルスコミュニケーションにおける対話的アプローチ
2 高齢者の健康・介護をめぐるテーマ
3 カフェ型ヘルスコミュニケーションにおける変容的学習
4 変容的学習を起こしやすくする対話のファシリテーション
5 カフェ型ヘルスコミュニケーションによる地域での健康づくり
第4章 演劇を通じた介助・介護経験の再解釈と伝達の試み——「地域の物語2014,2015」の実践から(花崎 攝)
1 応用演劇の実践報告
2 「地域の物語」の特徴とテーマ
3 「地域の物語」2014——「介助すること,介助するひと」の概要
4 「地域の物語2014」で表現されたこと——「助けてって言えないこと」と高齢者施設の厳しい介護環境
5 「地域の物語」2015——『あっちはこっち こっちはあっち——介助・介護を考える』
6 参加者の経験
第5章 超高齢社会におけるメディエーションの可能性——高齢者・家族・介護従事者を守るコミュニケーション(田中圭子)
1 わが国の高齢者をめぐる課題
2 超高齢社会におけるメディエーション
3 高齢者現場におけるメディエーションの可能性
4 メディエーションがもたらす日本への示唆
第Ⅲ部 専門家の実践
第6章 介護活動を表現する身体——介護者のカンファレンスにおける身体相互作用(細馬宏通)
1 介護は身体的で創造的な行為
2 観察場所と分析方法
3 日誌には現れない身体表現
4 介護行為を表す身体の相互行為
5 身体的解釈法——身体を介した相互行為
第7章 ケア活動を組織する諸行為の規範的結びつき——専門職に宿るものの見方とそれに基づく実践に注目して(城 綾実)
1 グループホーム職員の実践を知るための相互行為分析
2 取り扱うデータと分析方法
3 専門職に宿るものの見方からケア実践にいたるまで
4 専門家と非専門家とを比較する
5 相互行為分析と現場との出会いから期待されるもの
第Ⅳ部 人と制度
第8章 持続可能な超高齢社会のコミュニケーションデザイン——社会コミュニケーション・医療・死生学(鈴木義彦・長谷川剛)
1 対話の可能性と不可能性
2 延命治療の諸相
3 Advance Care Planningの進化形——状況統合的意思決定
4 一般意志2.0
第9章 高齢者を支える成年後見制度と意思決定支援——高齢者の安心を約束する制度へ向けて(安藤信明)
1 高齢者をめぐる家族の状況
2 介護サービスの提供を受けるためには
3 成年後見制度の概要
4 高齢者を支えるために
5 意思決定支援
おわりに
索 引