• 書名水産・食品化学実験ノート
• 書名ヨミスイサン・ショクヒンカガクジッケンノート

• 著者名落合芳博, 石崎松一郎, 神保充編
• 著者ヨミオチアイ，ヨシヒロ

• ISBN9784769916161

• 出版地東京
• 出版者恒星社厚生閣
• 出版年2019.3

• ページ198p
• サイズ26cm

• 件名水産化学 -- 実験

• 目次１章　実験をはじめる前に
  1.実験の心得と注意点
  2.安全対策
  ２章　化学実験の基礎
  1.容量分析（中和滴定、酸化還元滴定）
  2.重量分析
  3.一般成分分析
  4.比色分析
  ３章　栄養素の基本分析
  1.ビタミンの定量
  2.ミネラルの定量（ナトリウムとカリウムの定量法、鉄の定量法、コラム：食品成分表に掲載されている13種類のミネラル、コラム：食塩相当量）
  3.有機酸の定量
  4.食物繊維の分析（コラム：食物繊維のカロリー計算）
  5.グリコーゲンの定量（デンプンとグリコーゲン、二枚貝の味、マイクロプレートリーダー）
  6.高分子物質の粘度と分子量の測定
  ４章タンパク質分析
  1.タンパク質の分画と比色定量
  2.ゲル電気泳動によるタンパク質の純度検定と分子量の推定
  3.質量分析によるタンパク質の同定
  4.魚類の消化酵素の反応特性（温度、pH依存性）
  5.酵素の活性染色
  6.魚類筋原繊維タンパク質の調製
  7.ATPase 活性の測定
  8.熱変性速度恒数の算出
  9.コラーゲンの分離および定量（ペプシン消化による未変性コラーゲンの分離法、比色分析によるコラーゲンの定量法）
  10.筋肉色素の抽出と定量（ミオグロビンとヘモグロビン）
  11.海藻の色素タンパク質―抽出および吸収スペクトルの測定
  ５章　脂質の分析
  1.脂質の染色、含量測定および酵素分解
  2.薄層クロマトグラフィーによる脂質の分離
  3.脂質の過酸化物価と酸価の測定（過酸化物価の測定、酸価の測定、脂質の酸化と化学構造）
  4.脂肪酸の分析
  ６章　食品中の危害物質分析
  1.微生物実験：食品中の細菌数測定と細菌の形態観察（細菌の形態、食品に対する微生物の規格基準）
  2.アレルゲンの検出と定量
  3.ヒスタミンの検出と定性
  ７章　応用分析
  1.エキス窒素および遊離アミノ酸の定量（生体中の遊離アミノ酸）
  2.物性測定（かまぼこのゲル形成の仕組み）
  3.酵素反応速度の解析
  4.ATP 関連化合物の抽出と鮮度判定
  5.缶詰・レトルト食品における殺菌効果の評価（ボツリヌス菌を対象とした安全性確保）
  6.核酸の分析による魚種判別
  7.バイオインフォマティクス
  8.キチンの精製とD- グルコサミン結晶の単離
  9.食品中の色素の分離と定性（海藻の主な脂溶性色素、注目される水産カルテノイド）
  10.食品添加物の分離と定量
  11.味の官能検査
  ８章実験を行った後に
  1.データのまとめ方（有効数字、変量データ解析）
  2.情報処理実習（有意差検定の悩み、IT進化の功罪）
  3.レポートの書き方
  索引