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書誌詳細
発達の保障と教育
- 著者名大田尭 [ほか] 編
- 出版者岩波書店
- 出版年1979.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0018068
- 請求記号370.8//I 95//7
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名発達の保障と教育
- 書名ヨミハッタツノホショウトキョウイク
- 著者名大田尭 [ほか] 編
- 著者ヨミオオタ,タカシ
- 内容はしがき
I 発達する権利とその保障 清水 寛
序-現代の新しい基本権と「発達権」
1 「子どもの権利」の国際化と「生存=発達権」保障の理念
(1) 「子どもの権利」の国際化の歩み
(a)子どもの権利の国際化前史 (b)子どもの権利の国際化第一期
(c)子どもの権利の国際化第二期
(2) 子どもの権利宣言類にあらわれた「生存=発達権」保障の理念
(a)「生存=発達権」理念を基盤とした子どもの人権宣言の成立
(b)障害者の権利宣言にみる子どもの「生存=発達権」理念の拡充
2 障害児の「発達保障」運動と「生存=発達権」思想
(1)「発達保障」の用語・特質
(2) 在宅不就学障害児の生存・発達の実態と教育要求
(3) 重障児の発達保障の実践と生存=発達権の思想
3 子どもの権利と「学習権」論
Ⅱ 子どもの発達と家庭・地域の教育力 酒匂 一雌/増山 均
1 子どもの発達と教育にとっての家庭・地域の現代的意義
(1)現代教育の根幹にかかわる多面的意義
(2)親たちによる「教育復権」の場
(3)学校教育の基底としての形成の場
(4)学校の教育機能の地域への還元と再組織
2 家庭の教育力とその創造
(1)家庭の教育力への社会的関心
(2)家庭と子育ての環境の変容
(3)家庭教育観の混迷と模索
(4)今日期待される家庭の教育力
(5)家庭の教育力と地域・学校・自治体
3 地域の教育力とその創造
(1)地域の教育力をめぐって
(2)政府主導の地域の教育力
(a)コミュニティ形成と青少年教育 (b)官民一体の地域活動
(3)住民運動と地域の教育力
(a)地域における親と子の教育文化運動 (b)地域教育運動の展開
(4)地域の教育力とは何か
(a)地域研究と地域の教育力 (b)めざすべき地域の教育力
(c)地域の教育力創造の観点
4 展望と課題
(1)学校外教育の組織化
(2)学校外教育の”国民的創造″
(3)学校外教育と自治体・学校
Ⅲ 子どもの発達と保育施設 近藤 薫樹
1 保育の社会化の現状
(1)保育施設の多様化
(2)増大する保育要求
(3)保育の二元化:保育所か幼稚園か
(4)幼保二元化と子どもの発達
2 混乱の根源と改革の道
(1)幼保二元化現状に対する行政の関わり方
(2)乳幼児保育の問題点
(3)保育一元化への動向
(4)結びにかえて
Ⅳ 子どもの発達と学校
1 子どもの発達にとって学校とは何か 山住正己
(1)学校の歴史的検討
(2)学校における子どもの生活と教育
(a)学校生活の始まり (b)教科・教材の問題 (c)学校の一日三年
(3)基礎学力の習得と学校集団の役割
(a)文化・社会の中での学力 (b)学校集団と自主性の確立
おわりに : 学校改革と教師
2 子どもの発達と学校制度
発達の必要に応ずる教育と学校制度 三上 昭彦
はじめに
(1)わが国の学校制度と「発達」の視点
(a)戦前の学校制度と[発達]の視点 (b)戦後の学校制度と「発達」の視点
(2)発達の必要に応ずる教育と学校制度改革の課題
(a)発達の必要に応ずる教育の意義 (b)義務教育学校制度と子どもの個性的発達
(c)学校体系改革の当面する検討課題
学校制度の分化と能力に応ずる教育 黒崎 勲
はじめに
(1)社会的分業と学校制度の分化
(a)問題の所在 (b)学校制度の社会的機能
(c)能力主義の原理と能力に応ずる教育 (d)配分的正義と学校制度
(2)進路選択と学校制度
(a)問題状況 (b)進路選択の要因 (c)学力と階層 (d)改革のための視点
3 子どもの発達にとっての学校建築長倉康彦
(1)変らない学校建築
(2)変らなかった学校建築の中身
(3)画一化の背景:平等主義
(4)ゆたかな環境を学校に
(5)教育システムの変革
(6)教育方法の変革に即応する学校施設
(7)外へ開かれた学校
(8)学校開放について
(9)これからの学校開放の意義と実際
まとめ
V 障害児の発達の保障 岡崎 英彦
はじめに
(1)障害ということ
(2)発達およびその保障
1 発達保障へのてだて
(1)早期発見
(2)早期の処遇―乳児期のかかわり
(a)医療および医学的管理 (b)運動・感覚機能訓練 (c)環境条件の操作
(3)幼児期における対応
(4)学童期―学校における対応
(5)児童福祉施設における対応
(6)年長児・成人への対応
2 発達保障を支えるもの
(1)法律-制度、その意味
(2)関係諸団体の活動
あとがき
Ⅵ 発達を保障する教育運動と教育計画 中内敏夫/藤岡貞彦
1 教育計画論の課題
2 教育計画の主体
(1)「子育てと教育のためのシヴィル・ミニマム」の具体化
(2)「子どもの通学条件を保障する公立学校配置」の基準をめぐって
(3)「教育上適切な環境」とは
(4)住民の一人一人が教育委員に
(5)「障害児の就学保障」の計画化
(6)地域における新しい教育計画主体の登場
3 教育計画と都市計画
(1)「教育と地域」問題の理解
(2)国家教育計画から地域をみる
(3)マンフォードの予見
(4)地域開発は市民の共同学習から出発する
(5)再び「教育の社会計画」を
4 教育計画論の展望