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書誌詳細
学ぶことと教えること
- 著者名東洋 [ほか] 執筆
- 出版者岩波書店
- 出版年1987.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0028956
- 請求記号370.8//I 95//(11)1
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名学ぶことと教えること
- 書名ヨミマナブコトトオシエルコト
- 著者名東洋 [ほか] 執筆
- 著者ヨミアズマ,ヒロシ
- 内容はしがき
学ぶこと
I 学ぶことと教えること 東 洋
1 学習の諸ルート
2 教えの場とエイジェント
3 学び手のイニシアチヴが生きるシステムを
4 ひかえめな指導
5 柔軟なシステムを求めて
Ⅱ 学びつづけるこ 波多野完治
1 生涯学びっづけること
(1)学習・教育・発達
(2)生涯発達心理学の考え方
(3)新しい生涯学習の意味
(4)アメリカの生涯発達心理学
2 学びつづける方法・工夫
(1)学びつづける能力
(2)学校教育と社会教育
(3)日本における生涯教育
(a)独学(b)読書会(c)カルチャー・センター
Ⅲ 学習における個と個性 村井 実
1 人間にとっての学習
(1)二つの学習
(2)ソクラテスの主張
(3)ソフィステスへの批判
2 学習の歴史的現実
(1)学校での学習と生活上の学習
(2)生物の学習と人間の学習
3 課題学習と志向学習
(1)課題を課された学習
(2)志向にしたがう学習
4 課題学習状況の拡大
(1) 近代学校制度の出現 ‘
(2) 課題学習の占める役割
5 課題学習と個と個性の問題
(1) 課題学習の特色 ‘
(2) 学習指導上の工夫
(3) 個と個性への関心
6 志向学習のための教育と学校
(1) 人間化への道
(2)ソクラテスとペスタロッチ
(3)人格としての個と個性
Ⅳ 学ぶということのプロセス波多野誼余夫:
1 学ぶということ
2 教えられずに学ぶ
3 学習の基本的プロセス
4 社会的相互交渉を通しての学習
5 適応的熟達化のプロセス
6 書きことばと識字学習
7 職業教育機関で学ぶ
8 学習のための学習
9 学ぶことの社会的関連
教えるということ
V 教えるというしごと村 岡 篤
はじめに
1 隔たり、あるいは非対称性・不平等性
2 見抜くこと、あるいは観察可能性
3 学ぶ意図の保証、あるいは自発性
4 大人に向けて
5 子どもにとって有意義であるために
6 教える仕事を通じての学び
おわりに
Ⅵ 学ぶことと評価水野重史・
1 教育評価の新しい定義
2 親子のやりとりにおける「教育評価」
3 選抜のための教育評価から指導のための教育評価へ
4 学習目標か成績目標か・
5 能力観と達成行動 ・
6 完全習得学習-指導のための評価の試み
7 今後の研究課題
Ⅶ 教えるという技術の成立 中内敏夫
I 学習論の根づよさ
(1)評判のよくない「教える」ということば
(2)教育学の性格
2 「教える」ことの成立
(1)「読書」主義
(2)受業と授業
3 教化と孛習のはざまで
(1) 包摂と同化の論理
(2) 教える技術の理念と現実
(3) 教育と学習の異同
学ぶこと・教えることと文化
Ⅷ 学ぶ人と教える人との出会い 田章宏
じめに
1 人間ひとりひとりの生:わたしが生きる
(1)「生きる」と「死ぬ」
(2) 生きていることの意味
(3)「孛ぶ」と「教える」
2 学ぶ人としての生:わたしが学ぶ
(1)わたしが「あたりまえ」を自分で変える時:「謙虚とはよく見ることです」
(2)わたしが、教える人としての「あなた」に出会い、「あたりまえ」を変える時
3 教える人としての生:わたしが教える
4 生における出会い:―学ぶ人と教える人が出会う
おわりに
Ⅸ 学ぶことと教えることの文化史: 問答体の系譜をたどる:問答体の系譜をたどる 山住正巳
1 問答の意義と今日の教育問題
(1)自由な学習と問答の意義
(2)問いと答えの間の短いこと
2 万葉における相聞と貧窮問答
3 仏教における法論
(1)儒・道・仏の論争:空海
(2)権・実をめぐる論争:最澄
(3)中世の問答体における緊迫感の喪失
(4)禅の法義を説く:夢窓国師
4 異質の世界観・科学観の衝突
(1)キリシタンと仏・儒・神道
(2)ガリレオの天文・科学問答
5 鎖国から開国へ
(1)量は多いが質には疑問:江戸期の問答
(2)維新激動期の問答:横井小楠の場合
おわりに:教授技術としての問答
Ⅹ 一人前になること 大田 堯
1 種の持続のために
2 「一人タル分際」
3 子育てをめぐるハレの日
4 ひとなる・ひとなす
5 子ども仲間と若衆組
6 群の教育一
7 いまの教育と「一人前」
XI 教えること・学ぶことの制度化:学校の歴史と現在 稲垣忠彦
1 教えること・学ぶことの制度化:試験に注目して
2 教えることへの規制
(1)試験による就学督励
(2)教師による評価:外から内へ
(3)入学試験の圧力
(4)実践の変質