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書誌詳細
子どもにものを教えること
- 著者名東洋著
- 出版者岩波書店
- 出版年1984.11
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0024672
- 請求記号370.8//Ko21//19
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名子どもにものを教えること
- 書名ヨミコドモニモノオオシエルコト
- 目次 はじめに-未知の世界に挑む子どもたちのために
教育とはどのような営みか/日本の教育の自己点検を/くいさがる学生Iアメリカでの経験/未来の不確定性の中で
I 共感的な理解に立って
1 教えるということ
ウィンドーサーフィンを教わる/ATIとは何か/年輩者にものを教えること/子どもにものを教えること/意識革命-学習できない原因はどちらに?
2 コミュニケーションとしての教え
コミュニケーションの条件/よい聞き手になる/子どもの共感をさそう/犬に教える場合/二つの関係/世界を共有する
Ⅱ 子どもはなぜ学習するのか-注意と意欲
1 心が向いている方向の大切さ
教える仕事の始まり/食事と薬/カフェテリア現象/ふしぎな動物/情報の引き起こす矛盾/知的好奇心
2 学習の楽しみ
わかることの楽しさ/整理棚のような秀才/テントウムシ作戦/大人の知識との関係で/挑戦感/学習意欲/「負け癖」/「勝ち癖」にも落し穴がある
Ⅲ 「能力」について
1 能力とは何か
うちの子はのびるか/能力は個人のものか/能力は安定しているか/要素的な能力と実際的な能力/一般的な「頭のよさ」はあるのか
2 能力はどのようにはたらくか
能力は補い合う/文科的な能力と理科的な能力/日々新たな能力
Ⅳ ふたつの教育スタイル-教えこみとつつみこみ
1 教え方の文化-日本とアメリカ
立って話すのとしゃがんで話すのと/「まなぶ」と「ならう」/お野菜たべない―しつけ場面テスト
2 やり方主義
型から入る/「まっとうな」やり方でやらなければ、という考え方/役割社会と人格社会/ローマ字の書き順
3 やり方主義の動機づけ構造
学習への動機づけ/「まちがいさがし」と「手さぐり形あて」/二つのテストの違い/日本とアメリカの「やる気」/「よい子」像の変革が迫られている
V 子どもはどう学ぶか
I 整理された学習を可能にするもの
学習は手当たりしだいの丸のみこみではない/知的枠組みの形成/まちがいもでたらめに起こるのではない
2 効果的な学習のために
ことばにしていいあらわさせる/気持の安定が学習の鍵/二宮金次郎モデルは困る/苦労の値打ち/口を出しすぎないこと/評価と鑑賞/子どもは芸術である
あとがき