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書誌詳細
美の享受と創造
- 著者名赤瀬川原平 [ほか] 執筆
- 出版者岩波書店
- 出版年1988.1
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0029803
- 請求記号370.8//I 95//(11)7
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名美の享受と創造
- 書名ヨミビノキョウジュトソウゾウ
- 著者名赤瀬川原平 [ほか] 執筆
- 著者ヨミアカセガワ,ゲンペイ
- 注記その他の執筆者: 梅本尭夫, 大岡信, 坂本小九郎, 佐藤一郎, 鈴木五郎, 藤森照信, 間宮芳生, 宮崎清孝, 三善晃, 村尾忠廣
- 内容はしがき
I 美を感じるとはどういうことか 大岡 信
Ⅱ 生活の中の美 藤森 照信
1 美の誕生のヒミツ
2 民芸運動
3 モダンデザイン
4 キッチュの発見.
5 考現学の方法
6 路上観察への道
Ⅲ 芸術作品が誕生するまで
1 音楽の母語の伝承から創造へ 間宮 芳生
はじめに
1 映画『鳥獣戯画』のこと
2 映画『鳥獣戯画』の音楽の役割と手法
3 カレワラの伝承
4 カレワラの旋律
5 音楽の肉体性と抽象性
(1) 翻訳不能
(2)反復と変化
(3) 母語
(4) 感情移入
6 ジャズ・カントリー
2 芸術の宿るところ:私の絵画制作小史 赤瀬川 原平
1 お手本教育と写実
2 「まねる」ことと創造力
3 自由な表現のむずかしさ
4 修練と現場
5 好きな絵の変遷
6 オブジェの発見
7 作品をつくる
8 子どもの目と大人の目
Ⅳ 芸術における技能 村尾 忠廣
1 技能習得の方法をめぐる問題
(1)「インドのとらがり」から「かっこう」へ
(2)「ねこふんじゃった」の不思議
(3)「キラキラ星」と稽古の遊び
(4)技能訓練の系統化
(5)音楽における構造的な表現の難易について
2 芸術における技能の後退と多様化
V 解放と認識:戦後の民間美術教育運動から 鈴木五郎
はじめに
1 心理の解放と表現
(1)創美の運動と実践の展開
(2)内発的欲求としての表現
(3)福島創美の実践
(4)解放から形成へ
(5)劍美批判.
(6)児童画コンクールy.
2 生活現実の認識と表現
(1)農山村を背景にした生活画運動の広がり
(2)生活画の実践の衰え
3 教科としての美術教育をめざして
(1)新しい絵の会の創設
(2)教科の内容と方法、その特質、性格を明らかにする
おわりに
Ⅵ 想像の世界を作る:文学の理解と“語り” 宮崎 清孝
はじめに
(1)“語る”という問題‘
(2)読むことの「からだ性」
1 読みのモデル
(1)視点活動としての文学理解
(2)全身的なものとしての視点活動
2 語りと読みの分裂
(1)語ることは読みを妨げる?
(2)読みに対する二つの姿勢
(3)意味へと急ぐ私たち
3 語り、かつ聰くということ
4 語り、聰くことは時間の流れを作り出す
(1)「心理的休止」をとる
(2)いくつかの例
(3)時間の流れの中での世界の生成
(4)語り、聴くことによる時間性の対象化
5 アクションをともなう語り
(1)想像の世界に“全身的に″入る
(2)イメージ、アクション、感情
おわりに
Ⅶ 見ること描くこと 佐藤 一郎
1 見ることへの愛好
2 気韻生動
3 骨法用筆
4 応物象形
5 随類賦彩
6 経営位置
7 伝模移写
8 絵画は学であるかどうか
Ⅷ 芸術教育の新しいこころみ
1 音楽:内的現実を素材として 三善 晃
1 今日の音楽的活況と指導要領
2 指導要領の要素連合主義
3 “活性”の実態
4 先生たちの背景・環境・実状
5 音イメージ
6 個性と初期教育
7 基礎と訓練
2 空間と時間の座標系を求めて 坂本小九郎
1 画面の向こう
2 樹の空間
3 時間と空間
4 時間の流れ
5 凝視する隕
Ⅸ 芸術における享受と表現 梅本 堯夫
1 芸術的行動の構造
(1) 享受と表現
(2)芸術教育の重点
2 芸術的認知の教育
(1) 認知における知覚と理解
(2) 芸術的認知における知覚の意味
(3) 芸術的知覚の水準と芸術教育の目標
3 芸術的表現の教育
(1) 芸術的表現の構造
(2) 表現の発達
(3) 発達と教育
(4) 歌と器楽の発達
(5) 楽譜の読み書き
4 音楽教育のバランス
(1)表現教育のバランス
(2) 表現教育と音楽的認知の教育のバランス
(3) 芸術教育としての音楽教育