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書誌詳細
東洋史と西洋史とのあいだ
- 著者名飯塚浩二著
- 出版者岩波書店
- 出版年1963.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0008478
- 請求記号204//I 28
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名東洋史と西洋史とのあいだ
- 書名ヨミトウヨウシトセイヨウシトノアイダ
- ページiv, 300p, 図版1枚
- サイズ19cm
- 注記折り込み図1枚
第9刷(1972.6刊)のページ数: vi, 300p
- 目次口絵(イスタンブール、スルタン・アフメット・モスクの内部)
第一部 東洋史と西洋史とのあいだ―世界史と世界地理との交渉―/p1
一 いわゆる「既知の世界の拡大」/p3
二 単一の世界、複数の世界/p11
1 地域名の変遷/p14
2 外国に対する偏見、偏見とともに古い偏見打破の努力/p26
3 地中海地域はヨーロッパの付属物ではない/p33
三 オリエント 地中海世界とヨーロッパの地位の変遷/p47
1 紀元前四世紀の段階/p50
2 紀元前二世紀の段階/p53
3 紀元前二世紀の段階から十四世紀の段階へ/p61
4 十四世紀の階段/p67
5 十六世紀の段階/p81
6 十八世紀/p95
七 現代/p95
第二部 アラブのシチリア、ノルマンのシチリア―オリエント 地中海文化史の縮図―/p101
一 アラブのシチリア/p103
1 ヘロドトスに描かれたシチリア/p103
2 オクシデントの局外に立つ/p108
3 キリスト愛世界対イスラーム世界という図式/p117
4 シチリア経済の繁栄/p123
二 ノルマンのシチリア/p128
1 先進文化の継承/p128
2 ノルマンの傭兵隊長が両シチリア王国の王位につくまで/p135
3 九百年も昔にノルマン王朝が示した「政治上のレトランスと宗教上の不偏不党の見事な珍しい実例」(ディール)/p143
4 「恐らく中世全体で最も洗練された、最も独特で、最も魅力的な文明」(ディール)/p155
5 シチリアに在る「オリエント 地中海文化の考古・歴史博物館」/p175
付録「オリエントはピレネーにはじまる」/p178
第三部 世界史と遊牧民族―チンギス汗の覇業を中心としての人文地理学的考察―/p191
一 「時」は審判官であるか/p193
二 モンゴルを蛮族視する通説/p200
三 沙漠の交通地理的な意味/p208
四 遊牧民の戦闘力の構造/p218
五 彼らは破壊的であったか/p226
六 彼らの利用しえた文化の水準/p234
七 遊牧民と隊商商業との結びつき/p244
八 通商路の治安維持者としてのモンゴル政権/p252
第四部 西洋の古地図に登場する「日本の兵士」と東・西の傭兵隊/p261
一 銃士としての日本人傭兵/p263
二 忘れられた兵器/p268
三 地国に仕える「魂の偉大さ」と「献身の無数の例」/p277
四 売られた兵隊/p284
五 不適当な教材?/p289
あとがき