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書誌詳細
近代日本生物学者小伝
- 著者名木原均[ほか]監修
- 出版者平河出版社
- 出版年1988.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0036880
- 請求記号460.28//Ki42
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名近代日本生物学者小伝
- 書名ヨミキンダイニホンセイブツガクシャショウデン
- 出版地東京
- 出版者平河出版社
- 出版年1988.12
- 内容まえがき
執筆者一覧
【通史編】
明治・大正期の植物学:近代的植物学の導入と発展
昭和期の植物誌:研究の展開と地方植物誌の充実
明治・大正期の動物学:アメリカの影響が強かった動物学
昭和期の動物学:研究分野の拡大と系統分類学の弱体化
【小伝編】
ウィリアム・スミス・クラーク:少年よ大志を抱け
トーマス・ライト・ブラキストン:ブラキストン線の提唱者
ヒルゲンドルフ+アールブルク+デーデルライン:お雇いドイツ人博物学教授たち
エドワード・シルヴェスター・モース:日本最初の動物学教授
矢田部良吉:日本最初の植物学教授
チャールズ・O・ホイットマン:ドイツ流動物学を伝えたアメリカ人
箕作佳吉:日本動物学の父
佐々木忠次郎:応用昆虫学の開拓者、養業の恩人
飯島魁:動物学の基礎を築く
岩川友太郎:貝類学の草分け
石川千代松:進化論の普及者、上野動物園の育ての親
宮部金吾:植物病理学の先駆者
渡瀬庄三郎:動物学の基礎と応用の両面に活躍
白井光太郎:植物病理学を拓いた本草学の大家
牧野富太郎:植物学に生涯を捧げた在野の人
三好学:「生態学」の造語者、桜の博士
岡村金太郎:日本藻類学の開祖
田中延次郎:『植物学雑誌』の発刊首唱者の一人
岸上鎌吉:水産の先駆者
平瀬作五郎:イチョウの精子の発見者
松村任三:植物分類学の大御所、生態学の草分け
ハンス・モーリッシュ:柔軟な実験精神
池野成一郎:ソテツの精子の発見者
五島清太郎:日本寄生虫学会の創立者
丘浅次郎:洛陽の紙価を高めた『進化論講話』
藤井健次郎:細胞学・遺伝学の育ての親
八田三郎:八田線の提唱者
外山亀太郎:メンデルの法則を動物で証明
會田龍雄:メダカの体色遺伝の研究
西川藤吉:球形養殖真珠の発明者
飯塚啓:ゴカイの生殖と分類を研究
柴田桂太:植物生理学を育てる
草野俊:性の起源についての研究
三宅驥一:アサガオの遺伝の研究
谷津直秀:実験動物学の育ての親
畑井新喜司:東北大学生物学教室の創立者
遠藤吉三郎:生物学的理想国家論を展開した海藻学者
安藤広太郎:品種改良と気象災害の予知・防止を指導
松村松年:日本昆虫学の開祖
矢部吉禎:大陸の植物研究に生涯を捧げる
早田文蔵:植物分類学に燃焼しつくす
リチャード・B・ゴールドシュミット:性決定機構を研究、遺伝学の基礎を拓く
田中茂穂:日本の魚類学を確立
郡場寛:戦時下の学者の良心
中井猛之進:数十年を費やした朝鮮植物の研究
小泉丹:寄生虫学の開拓者
田原正人:キク属植物の倍数性を発見
桑田義備:細胞核分裂の機構解明一筋に生きS
保井コノ:日本最初の女性科学者
三宅恒方:日本昆虫学の基礎を築く
大賀一郎:在野に徹したハス博士
川村多實二:日本における動物生態学の創始者
中野治房:植物生態学の開拓者
石川光春:反骨精神にみちた菌類学者
内田清之助:鳥学を広め、保護思想を普及
田中義麿:遺伝学の先駆者
久内清孝:向学心に燃えた博物学者
小熊捍:国立遺伝学研究所の創設者
駒井卓:分類学・系統学から遺伝学まで
徳川義親:シンガポールの文化保護に努めた侯爵
増井清:ひよこの雌雄鑑別法を開発
宗正雄:カイコの育種研究で大きな成果
坂村徹:小麦の正しい染色体数を発見、種間雑種をつくる
山口弥輔:イネの遺伝子分析と連鎖の研究
吉井義次:実験生態学への道を拓く
黒田長禮:国際的視野に立った鳥学者
岡田要:アメーバからクジラまで
今井喜孝:アサガオの研究から斑入りの研究へ
盛永俊太郎:農学は人と他生物との共生の学
江崎悌三:アマチュア精神に生きた昆虫学者
山田幸男:近代海藻研究の基礎を築く
小野知夫:スイバの染色体を発見
三木茂:メタセコイアの命名者
丘英通:独自の生命論を説いた実験動物学者・
大井次三郎:日本の植物の「種」のまとめを行なう
【先人点描】
半沢洵:納豆博士
伊藤誠哉:麦秋
工藤祐舜:不思議な採点
向坂道治:世話好きな向坂先生
千野光茂:クロショウジョウバエの遺伝研究者
木原均:コムギの祖先発見とゲノム分析
【農利万民のための生物学へ】
あとがき
初出誌一覧
人名索引