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生化学の夜明け : 醗酵の謎を追って

  • 著者名丸山工作著
  • 出版者中央公論社
  • 出版年1993.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0042337
  • 請求記号040//C 64//1125
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名生化学の夜明け : 醗酵の謎を追って
  • 書名ヨミハッコウノナゾオオッテ
  • 著者名丸山工作著
  • 著者ヨミマルヤマ,コウサク
  • 叢書名中公新書
  • 叢書番号1125
  • ISBN4121011252
  • 出版地東京
  • 出版者中央公論社
  • 出版年1993.4
  • ページ209p
  • サイズ18cm
  • 件名発酵
    生化学 -- 歴史
    化学者 -- 伝記
  • 目次第1章 傷ついたシュワン
    カニヤールード・ラートゥール  フリードリヒ・キュッツィング  天才テオドル・シュワソ  シュワンの糖菌説  細胞説  シュワンの一生のなぞ  ウェーラーの醗酵生物
    第2章 リービヒ対パスツール
    原形質の概念  キューネによる酵素の定義  ベルセリウスの触媒説  有機化学の開祖リービヒ  リービヒの醗酵学説  ルイ・パスツール  アルコール醗酵の研究  空気なき生命  リービヒの態度
    第3章 戦死したノーベル賞学者
    ブーフナー兄弟  醗酵化学の研究開始 ハンス・ブーフナーの抗細菌毒素研究  チマーゼの発見  運・不運をわかちあった兄弟  無細胞醗酵発見の反響賛否両論  酵素説と原形質説との対立  反論するブーフナー  愛国者ブーフナー
    第4章 夢を追わない実直な人
    平凡な化学者  不運なマクファジェン  ハーデンとチマーゼ  血清の醗酵促進効果  耐熱性因子の発見マーチンの濾過装置  リン酸の作用  リン酸化合物
    謹厳な人ハーデン
    第5章 20年君臨した誤説
    エミル・フィッシャー  ブドウ糖から三炭素化合物へ 生化学者第一号  カルボキシラーゼの発見  メチルグリオキサル説  苦難に耐えて
    第6章 筋収縮のエネルギー源
    ミオシンの発見  乳酸  乳酸学説  クレアチンリン酸  ATP  乳酸学説の瓦解  ミオシンATPアーゼ  筋収縮のエネルギー源
    第7章 コチマーゼの正体
    ドイツ生まれのスウェーデン人  鬼才ワールブルク助酵素I(DPN、NAD)   コカルボキシラーゼ数々の発見をしたローマン
    第8章 ポーランドの星
    パルナスの遍歴時代  ルヴォフ大学時代  アンモニア生成  解糖とATP生成  放射性リン酸  パウェル・オスターン  パルナスの運命
    第9章 幻のラクタシドーゲンを追って
    ダスタフ・エムデン  マイヤーホフの乳酸生成研究 幻のリン酸中間体  二種類の三炭糖リン酸  メチルグリオキサル説の崩壊  エムデン学説  マイヤーホフの実証  エムデンの悲劇
    第10章 エムデン‐マイヤーホフ経路
    コリ夫妻の発見  ブドウ糖からグルコース-6-リン酸ヘ  グルコース-6-リン酸からフルクトース-1,6-二リン酸へ  六炭糖から三炭糖へ  三炭糖リン酸の酸化とリン酸化  第二のATP生成反応  乳酸生成  アルコール醗酵  解糖系の生理的意義
    第11章 パスツール効果
    洞察の人ジャック・モノー  ホスホフルクトキナーゼ 国際研究競争、フルクトース-2,6-二リン酸を追って 三グループの先陣争い  リン酸化による酵素作用の調節
    あとがき
    人名索引