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書誌詳細
現代社会の学力
- 著者名駒林邦男著
- 出版者放送大学教育振興会
- 出版年1995.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号9010072
- 請求記号371.3//Ko56
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名現代社会の学力
- 書名ヨミゲンダイシャカイノガクリョク
- 叢書名放送大学教材
- 叢書番号82498-1-9511
- 出版地東京
- 出版者放送大学教育振興会
- 出版年1995.3
- 内容はじめに/「学校化社会」状況の中の子どもたち(「学校化社会」状況:子どもを囲む環境の変化,学びの疎外の拡散と、学校「正統性」意識の希薄化・蒸発)/学力をめぐる社会状況(過熱する学力・学歴獲得競争,学力・学歴獲得競争への道)/学歴信仰(学力信仰)(「教育荒廃」と学力・学歴獲得競争の同時進行,学歴信仰の根ぶかさ)/学力観慨史(実学的学問観による「がくりき」観の否定,「学力」の登場,学力論争と、「学力」についての共通理解)/社会的通念としての学力「学校知学力」(学校知学力の性質:その公定性(「学校知」とはなにか:学校知の二通りの考え方,学校知の制度化:公定化部分,学校知学力と「実力」)/日本型高学力を支える授業の特質(日本の子どもの高学力,知識注入型・教科書依存型の授業)/日本型高学力の問題点(高い学力水準、大きい学力格差,日本型高学力の弱点[断片的知識の累積、意味的関連の解体、直接経管との結びつきの細さ、理解のドロップアウト(「できる」と「わかる」の乖離)、理解のドロップアウトの結果としての学力の剥落、日本の子どもの科学観、数学「勉強感」)/日本型高学力と「落ちこぼれ」(「落ちこぼれ」の様態、「落ちこぼし」の作為者」)/伝統的構造の一斉授業(伝統的構造の一斉授業[過密な学校知、詰めこみ授業、目標にとらわれた評価]),学びの組織化の特質(“ディシプリン”(「規律づけること」)による外的秩序の保持、(「動因低減」と「強化」による、動機づけ],学びの個別性と一斉授業との構造摩擦)/学校知の学びの特異性(具体的な生活状況の中での学び,学校知の学びの迂回性,学校知の学びの基礎可能性,学校知の学びの人工性(日常的状況なき<状況>性)/学校知学力の特性(学校知学力の受験手段生(交換性),学校知学力の依存性、「学校課題」性)/もう一つの学力=隠れたカリキュラム、生活学力(「もう一つの学力」としての隠れたカリキュラム,学校知学力と生活学力)/子どもにとっての学校知の学び(一)(学校の楽しさの系統的減少,否定的授業実感の累積)/子どもにとっての学校知の学び(二)(高校段階での学校知離れ・学力離れ,否定的自己認識(過小自己評価)、無力感の学習)/学力観の転換をめざして(「新しい学力観」の登場,「新しい学力観」と規制緩和,生きいきとした学びを教室にとりもどすために)