設定

文字サイズ
標準
特大
背景色
標準

書誌詳細

Amazon のサイトで見る

歴史の中の化合物 : くすりと医療の歩みをたどる

  • 著者名山崎幹夫著
  • 出版者東京化学同人
  • 出版年1996.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0045176
  • 請求記号404//Ka16//27
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名歴史の中の化合物 : くすりと医療の歩みをたどる
  • 書名ヨミレキシノナカノカゴウブツ
  • 著者名山崎幹夫著
  • 著者ヨミヤマザキ,ミキオ
  • 叢書名科学のとびら
  • 叢書番号27
  • ISBN4807912674
  • 出版地東京
  • 出版者東京化学同人
  • 出版年1996.6
  • ページviii, 201, 4p
  • サイズ19cm
  • 件名医薬品 -- 歴史
    医学 -- 歴史
  • 目次第1章 ノーベルが欲しかった化合物-ニトログリセリン
    ニトログリセリンの誕生 花開くノーベルの発明の才 ダイナマイトのデビュー 狭心症治療薬となったニトログリセリン 平和への願いをこめて  参考となる読物の紹介
    第2章 生物における右と左の秘密-二種類の酒石酸
    酒石酸の二種類の結晶 異性という考え方 分子の非対称性と生物の能力 パスツールの天才と識見 参考となる読物の紹介
    第3章 漢方薬から覚せい薬-エフェドリンとメタンフェタミン 麻黄の歴史  長井長義の留学  40年間埋もれた発見  化学構造の決定  白い粉の恐怖  日本人気質と覚せい薬 参考となる読物の紹介
    第4章 結晶化された初めてのホルモンーアドレナリン
    ある夏の朝の輝き  ホルモンという名の化合物  アドレナリン対エピネフリン  ホルモンの意外な正体  薬としてのアドレナリン  参考となる読物の紹介
    第5章 ビタミン学のはじまり―オリザユンの発見
    日本人の体格はどうして貧弱なのか  脚気になったニワトリたち オリザユンの発見と企業化の試み イギリスではビタミンと命名 ビタミン学説の創始 チアミンの大量製造技術の確立  参考となる読物の紹介
    第6章 化学療法のはじまり―トリパンロート
    結核菌発見のインパクト 細胞を染めるエールリッヒ 偶然に助けられた結核菌の染色  北里柴三郎との出会い  化学療法への道 化学療法のはじまり 真っ赤に染まったマウス 606番目のヒ素化合物  参考となる読物の紹介
    第7章 化学者が放った魔法の弾丸-スルファニルアミド
    細菌に有効な化学療法薬  愛娘を救った染料  スルファニルアミドの発見 逃がした大魚 スルファニルアミドの作用機作  参考となる読物の紹介
    第8章 生命現象解明へのアプローチーインスリンの正体
    結晶化された最初のタンパク質  マジックがあった結晶化  タンパク質研究のはじまり  サンガーが明かしたインスリンの構造  参考となる読物の紹介
    第9章 毒ガスから生まれた制がん薬-ナイトロジェンマスタード
    ドイツ軍中尉オットー・バーン 初めての毒ガス 毒ガスの改良 毒性発現のメカニズム  がん治療薬の可能性 日本の毒ガスとがん治療薬  参考となる読物の紹介
    第10章 解明されたフグ毒の不思議-テトロドトキシン
    田原良純とフグ毒  テトロドトキシンの結晶化  テトロドトキシンの構造決定  テトロドトキシンはなぜ毒なのか  参考となる読物の紹介
    第11章 ヤナギの小枝が痛みを止めた―アスピリン
    プロスタグランジンの発見   病のあるところには必ずその治療薬も サリチル酸の登場 アスピリンといえばバイエル  参考となる読物の紹介
    第12章 アスピリンが明かした炎症の謎-プロスタグランジン
    崩されたドレッサーの神話  プロスタグランジンの気配をとらえた  プロスタグランジンの単離精製に成功  プロスタグランジンの多彩な生理活性  ついに明かされたアスピリンの作用  参考となる読物の紹介
    第13章 視床下部ホルモンをめぐる闘争―TRFとLRF(LH―RH)
    ロジャー・ギルマン登場 ライバルがいた 運命の共同研究
    独立したシャワー  250万頭のヒツジの脳  シャワーに勝ったと思ったギルマン 再び開始された争い 日本の研究者に助けられたシャワー  参考となる読物の紹介
    第14章 最長の歴史をもつ医薬品-モルヒネ 
    人類最古の医薬  有機化学の思想の成立  アルカロイドの化学の誕生 モルヒネの化学構造の決定 モルヒネの生合成  モルヒネの薬理作用  参考となる読物の紹介
    第15章 脳内にあったモルヒネ様物質―オピオイドペプチド
    脳の中のモルヒネ受容体の証明  モルヒネ受容体は何のためにあるのか  脳の中のモルヒネ様物質の発見  ペプチドホルモンラッシュ  オピオイドペプチドとモルヒネの関係   参考となる読物の紹介
    第16章 遺伝子の正体の解明―DNAの記録(1)
    ぶつかり合う塩基同士  ワトソンは化学実験が下手だった  ケンブリッジ大学の空気 遺伝子の正体に迫る包囲網 DNAの構造がわかった日  参考となる読物の紹介
    第17章 遺伝子治療へのアプローチーDNAの記録(2)
    遺伝子治療の最初の患者  いかにしてヒトの遺伝子をヒト細
    胞に入れるか 三人の英知を集めて 遺伝子治療最初の成功  確かな手ごたえ DNAが医学に貢献する日 参考となる読物の紹介
    主要人物索引