沖縄について私たちが知っておきたいこと
- 著者名高橋/哲哉∥著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2024.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況 貸出可能
所蔵事項
- 登録番号11029008
- 請求記号219-タ
- 配架場所 単行本・新書
ブックリスト
書誌事項
- 書名沖縄について私たちが知っておきたいこと
- 書名ヨミオキナワニツイテワタシタチガシッテオキタイコト
- 著者名高橋/哲哉∥著
- 著者ヨミタカハシ,テツヤ
- 叢書名ちくまプリマー新書
- ISBN9784480684790
- 出版者筑摩書房
- 出版年2024.5
- ページ162p
- サイズ18cm
- 価格800
- 件名沖縄県-歴史
沖縄問題
軍事基地
- 内容紹介沖縄になぜ基地が集中しているのか。基地問題を理解し、その解消を目指すために、沖縄が日本に併合された経緯や、その後何度も本土の犠牲になった歴史を明らかにする。知念ウシとの対談も収録。
- 著者紹介東京大学大学院哲学専攻博士課程単位取得。同大学名誉教授。哲学者。著書に「日米安保と沖縄基地論争」など。
内容細目
| タイトル |
|---|
| まえがき |
| 第一章 沖縄の歴史 |
| 一 琉球処分 |
| 沖縄は琉球という国だった/「処分」は侵略だった/「現代の琉球処分」/宮古・八重山「分島・増約」案/「日毒」という言葉 |
| 二 人類館事件 |
| 人を展示/「土人」発言事件 |
| 三 アジア太平洋戦争と沖縄 |
| なぜ地上戦が決行されたのか/捨て石とされた沖縄/天皇メッセージ/マッカーサー発言 |
| 第二章 構造的差別とは何か |
| 一 沖縄戦後に「戦後」は来たか |
| 沖縄に「戦後」は来たか/米軍への抵抗と「復帰」運動/日米安全保障条約とは |
| 二 基地の島・沖縄 |
| 「復帰」後も続く基地負担/沖縄への基地集中とその経緯/辺野古移設を望んだのは誰か/経済的に依存しているという俗説/日米安保体制を支えているのは誰か |
| 第三章 沖縄から問われる「構造的差別」 |
| 一 沖縄からの「県外移設」論 |
| 本土から「押しつけ」られている/「県外移設」を求める市民/「琉球独立」の場合/沖縄の基地の「本土引き取り」論 |
| 二 新たな「沖縄戦」の危機 |
| 「台湾有事」問題/自衛隊の「南西シフト」/安全保障政策の大転換/求められているのは |
| 対話 沖縄へのコロニアリズムについて 知念ウシ×高橋哲哉 |