書誌詳細

問う方法・考える方法 「探究型の学習」のために

  • 著者名河野/哲也∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2021.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

所蔵事項

  • 登録番号11026862
  • 請求記号375-コ
  • 配架場所 単行本・新書

ブックリスト

書誌事項

  • 書名問う方法・考える方法 「探究型の学習」のために
  • 書名ヨミトウホウホウカンガエルホウホウ
  • 著者名河野/哲也∥著
  • 著者ヨミコウノ,テツヤ
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • ISBN9784480683953
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2021.4
  • ページ214p
  • サイズ18cm
  • 価格840
  • 件名学習法
  • 内容紹介変わりつつある世界で、変わりつつある学びを身につける-。新学習指導要領の重要キーワード「探究」のためのテキスト。探究することの意味と楽しさを伝え、探究の仕方を実践的に紹介する。
  • 著者紹介1963年生まれ。博士(哲学)。立教大学文学部教育学科教授。著書に「レポート・論文の書き方入門」など。

内容細目

タイトル
第一章 「探究」とは何か
 1 自分の人生の課題を解決する
 「研究すること」と「生きていくこと」が分けられない社会/この本の目的
 2 変わりつつある世界
 現代社会最大の課題、環境保護/人工知能にはできないことが重視される社会/「何者か」ではなく「何を学んだか」が問われる/人との多様な関わりが求められる/世界はよい方向に向かっているが、努力を続ける必要がある
 3 変わりつつある学び
 一つの事柄をさまざまな視点から検討する力
 4 探究する目的
 複雑で多面的な存在である私たち
 5 探究の授業の特徴
 6 なぜ高校から始めたほうがいいのか
第二章 探究的な学びとは何か
 1 文明と文化
 2 探究の動機
 3 日常の関心を一歩前へ進める
 だれのため、何のための探究なのか
 4 探究型の学習をどう進めるか-方針と流れ
 仮説を立てることの重要性/実証を繰り返す
 5 ポートフォリオ-学習過程の記録
第三章 探究型の授業と哲学対話
 1 哲学対話によるテーマと問いの発見
 「当たり前」を検討しなおしてみる/哲学はいくつもの教科や分野にかかわる問い
 2 哲学対話のやり方
 (1)準備と参加者/(2)対話の心構え/(3)共に考えること/コラム1 論理と推論/コラム2 隠れた前提/(4)対話の進め方/(5)対話における質問/(6)ファシリテータの役割/(7)メタ・ダイアローグのすすめ
第四章 文献収集と読み解き方
 1 実証の方法
 2 文献の探し方
 (1)関連資料のリスト作り/(2)文献を手に入れる/(3)第二リストと文献メモを作る
 3 文献の精読の仕方
 4 要約の仕方
第五章 プレゼンテーションの仕方
 1 プレゼンテーションとは何か
 2 プレゼンテーションの仕方
 資料/内容の構成/スライドの作り方と使い方/大切な質疑応答/発表の評価
 3 ポスター発表
第六章 レポートの書き方
 1 レポートとは何か
 (1)問題に解答し、それを主張する/(2)理由と証拠によって主張を論証する/(3)論文の構成を守る/(4)形式と書式を守る
 2 レポートの倫理
 3 論文を相互に評価する
 4 よいレポートとは何か
 コラム3 論理的な文章を書くには
 5 注と参考文献表の付け方
 注とは何か、どのような場合につけるのか/出典注/引用の仕方/参考の仕方/参考文献表の作り方
あとがきと提案