| タイトル |
| 序章 当事者宣言 |
| 当事者主権とは何か/当事者であること/自立支援と自己決定/当事者になる、ということ/「医学モデル」から「社会モデル」へ/当事者運動の合流/専門家主義への対抗/当事者学の発信/「公共性」の組み換え |
| 1章 当事者運動の達成してきたもの |
| 当事者運動の誕生/自立生活運動の歴史/「自立」とは何か?/自立生活センターの成立/自立生活支援という事業/当事者の自己決定権とコミュニケーション能力/介助制度をどう変えてきたか/自立生活運動の達成してキタモノ/新たな課題 |
| 2章 介護保険と支援費制度 |
| 介護保険が生まれてきた背景/介護保険の老障統合をめぐって/支援費制度のスタート/介護保険と支援費制度の違い/育児の社会化をめぐって |
| 3章 当事者ニーズ中心の社会サービス |
| 属人から属性へー自分はそのままで変わらないでよい/誰が利用量を決めるか?/誰がサービスを供給するか?/社会参加のための介助サービスをどう認めるか/家族ではなく当事者への支援を |
| 4章 当事者たちがつながるとき |
| システムアドボカシー/縦割りから横断的な連携へ/ノウハウの伝達と運動体の統合/組織と連携/適正規模とネットワーク型連携/法人格の功罪/事業体と運動体は分離しない/採算部門は不採算部門に対して必ず優位に立つ |
| 5章 当事者は誰に支援を求めるか |
| 障害者起業支援/介護保険と市民事業体の創業期支援/政府・企業・NPOの役割分担と競合/規制緩和と品質管理/雇用関係/ダイレクト・ペインメント方式/ケアワーカーの労働条件 |
| 6章 当事者が地域を変える |
| 福祉の客体から主体へ、さらに主権者へ/家族介護という「常識」?/施設主義からの解放/精神障害者の医療からの解放/脱医療と介助者の役割/医療領域の限定/サービス利用者とサービス供給者は循環する |
| 7章 当事者の専門性と資格 |
| ヘルパーに資格は必要か/ピアカウンセラーの専門性/資格認定と品質管理ーフェミニストカウンセリングの場合/ケアマネジメントか、ケアコンサルタントか/ケアマネジャーの専門性と身分保障/成年後見制度と全人格的マネジメントの危険性/新しい専門性の定義に向けて |
| 8章 当事者学のススメ |
| 女性運動と女性学/性的少数者とレズビアン/ゲイ・スタディーズ/患者学の登場/自助グループの経験/精神障害者の当事者研究/不登校学のススメ/障害学の展開 |
| 9章 (増補)二〇〇三年以降の障害者運動と新たな法制度 |
| 支援費制度の破綻と介護保険との統合問題/障害者自立支援法の成立/自立支援法のもたらしたもの/相談支援(計画相談)とケアマネジメント/政権交代、障害者権利条約、障害者総合支援法/総合福祉部会/障害者差別解消法へ/Nothing about Without Us |
| 10章 (増補)全国に展開する自立生活運動、そして世界へ |
| 全国へ拡がる自立生活センター、自立生活運動/事業体と運動体のはざまで/新しい障害の増加/世界へ/DPI世界会議と障害者との連帯 |
| 11章 (増補)介護保険以降の高齢者福祉 |
| 当事者ではなかった高齢者/介護保険成立の経緯/財源と給付/介護保険の制度設計/意図した効果/意図せざる効果/サ高住という抜け道/脱施設化へ |
| 12章 (増補)介護保険の達成と危機 |
| 現場の進化/危機に直面する介護保険/コロナ禍のもとの介護事業/崖っぷちの介護保険/乗り越えた、三つの分断/再家族化と市場化/介護保険はどこに向かうのか |
| 13章 (増補)#MeToo以降の女性運動 |
| 声をあげた性暴力被害者/拡がる運動の裾野/#MeToo運動の効果/定義が変わり、法律を変える/制度を変える当事者/政治を変える |
| 14章 (増補)当事者研究の新展開 |
| 当事者研究の登場/当事者研究の拡がり/多様化する当事者研究 |
| おわりに 自己消滅系のシステム |
| おわりに(増補) |
| あとがき |
| あとがき 増補新版によせて |
| 当事者運動年表 |