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「死んでもいいけど、死んじゃだめ」と僕が言い続ける理由 あなたのいばしょは、必ずあるから

  • 著者名大空/幸星‖著
  • 出版者河出書房新社
  • 出版年2022.9

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計3

所蔵事項

  • 登録番号030083167
  • 請求記号JN-368-オ
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 1階閲覧室
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名「死んでもいいけど、死んじゃだめ」と僕が言い続ける理由 あなたのいばしょは、必ずあるから
  • 書名ヨミシンデモイイケドシンジャダメトボクガイイツズケルリユウ
  • 著者名大空/幸星‖著
  • 著者ヨミオオゾラ,コウキ
  • 叢書名14歳の世渡り術
  • ISBN9784309617435
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者河出書房新社
  • 出版年2022.9
  • ページ196p
  • サイズ19cm
  • 価格¥1420
  • 件名自殺
    孤独
  • 内容紹介苦しいときは、誰かに頼れば出口は必ず見つかる-。24時間365日無料チャット相談を立ち上げた現役慶大生が、自身の経験をもとに、心を守るための具体的なヒントを紹介する。
  • 著者紹介1998年愛媛県生まれ。NPO法人「あなたのいばしょ」理事長。24時間365日無料で利用できるチャット相談窓口を運営。著書に「望まない孤独」がある。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに
第1章 僕が「365日24時間」チャット相談を始めた理由
 なぜ僕はNPOを立ち上げたのか
 壊れ始めた日常/僕の居場所がなくなった日
 僕を苦しめた父との確執
 暴力に追い詰められる日々
 眠れない夜に考えていたこと
 情けなさと申し訳なさで見ていた風景
 生きる苦しみと死ぬ怖さがせめぎ合う
 入院によって、さらに深まる孤独
 東京で、ふたたび孤独な生活が始まった
 「普通」を演じ続けた中学時代
 高校入学、そしてニュージーランドへ
 「普通の幸せ」を味わった留学時代
 母との壮絶な争いと「普通」の生活
 限界に達した僕が送った一通のメール/初めて出会った「信頼できる大人」
 過去を悲観するより、どう生きたいのかを考える
 理不尽な社会のしくみを変えたい
 大学へ進学後、「あなたのいばしょ」設立へ
第2章 孤独を感じたら、迷わず誰かに頼って欲しい
 孤独は、どんな状況でも起こり得る
 誰でも、何歳でも孤独になることがある
 誰かに頼ることが、なぜ大事なのか?
 「積極的な孤独」と「望まない孤独」の2種類がある/「望まない孤独」をなくしたい/人は協力し、つながりあって生きてきた
 苦しいときは、気軽に頼っていい
 知らない相手だから相談できることもある/どんなことを相談してもいい
 誰もが「頼る力」を持っている
 僕たちの社会は支え合いでできている/間違った思い込みに気づこう/誰かに頼るのは、ケガで病院に行くのと同じこと
 人に頼るのは難しくない
 話すだけで心が軽くなる/相談内容が漠然としていてもいい/誰かに話すことで問題が整理できる
 人に頼る方法はいろいろある
 メールや手紙で相談してもいい/雑談するだけでも心が軽くなる
 相談したのに、かえって苦しくなる答えが返ってきたら
 複数の相談相手を持とう/相手の返答は加点方式で考える/ゼロからでも信頼関係は結べる/どんな相手に頼ってもいい
第3章 「悩み」を「苦しみ」に変えないためにできること
 進路や受験の不安を乗り越えるには
 結果ではなく「プロセス」を見る/自分が培った精神力や自信はゆらがない
 恋愛問題で悩んだら、こう考えよう
 相手への依存に注意する/失恋の痛みから立ち直るには/セクシュアリティに関する悩み
 自分を好きになれないときは、比較をやめてみよう
 「理想の自分」に近づくきっかけにする
 先生との関係に悩んだら
 いじめや虐待は、すぐに相談が必要
 虐待を受けていたら、勇気を出して頼って欲しい
 「悩み」を「苦しみ」に変えないために
 「事実」と「妄想」を切り分けよう/冷静になり、事実を客観視する/一番の問題をつき止めることが大事
 インターネットやSNSとのつきあい方を学ぼう
 SNSも普段の生活の延長線上にある
 つらい夜を乗り切るには
 睡眠時間の確保はマスト
 休み明けに学校へ行きたくないと思ったら
 できるところから工夫していく
 「苦しみの出口」を自分でつくる
 「親ガチャ」という言葉に救われた
 「死んでもいいけど…」と僕が言う本当の理由
第4章 自分の人生の主人公として生きる
 いま、孤独を感じる人が増えている
 責任はすべて自分にあると考えるのは間違い/本来の自己責任とはポジティブなもの
 自分を認められると自己肯定感が上がる
 自分の長所の見つけ方
 短所は意識しなくていい
 長所を見ていくと自己肯定感が上がる
 自分中心で物事を考えてみよう
 紙に書き出せば、自分の気持ちや状況が整理できる/自分に質問して、心のフタを開けてみよう
 「生きる意味」は見つけなくていい
 日々起きることを味わうのが「生きる意味」
 夢は必ずしも必要ではない
 どんな有名人も、「あなた」にはなれない
 やりたいことが見つからなくても焦らなくていい
 あなたも誰かを救える存在
 誰かの役に立てるのはすばらしいこと/特別な技術がなくても人を助けられる/5秒だけ目を閉じて、周囲の人を思い浮かべる/たった一言の声かけで救われることがある/「本気の他人事」で考えよう
 話を聞いてもらうだけで人は救われる
 ゆるいつながりをつくっていこう
 大丈夫、なるようになる
 誰かとつながって、「生きる権利」を使い続けていこう
おわりに
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