| タイトル | 著者 | ページ |
| はじめに | | |
| 人の命を大切にしたいという思い/武器は絶望しかもたらさない | | |
| 第1章 中村哲医師が世界に示した平和主義 | | |
| 戦争でテロはなくならない/イラク戦争支持への反省を怠った日本 | | |
| アフガニスタン流の民主主義/世界に誇れる日本の平和 | | |
| 武器にお金をたくさん使う帝国は没落してきた | | |
| 暴力はイスラムの教えに背くもの/他人をいたわる心情は世界共通 | | |
| 第2章 アフガニスタンでの三〇年間の苦闘 | | |
| 食べることこそが平和をつくる/食糧緊急支援に奔走 | | |
| 砂漠を緑地化して農地に/砂漠の緑地化に成功した日本人たち | | |
| 国際社会に与えた共存のヒント/江戸時代の水利技術を活かす | | |
| 農民たちの知恵/アフガニスタンで生き続ける技術 | | |
| カンダハルの「オガタ・ロード」/タリバン司令官からも称賛された活動 | | |
| 人間と自然の和解を考える/国会で自衛隊のアフガニスタン派遣に反対 | | |
| 第3章 中村医師が見たアフガニスタンの社会 | | |
| アフガニスタンは世界一の親日国/広島・長崎への原爆投下に対する同情 | | |
| 政治に口出しをしなかった日本への敬意/将来の世代へ農業技術を継承 | | |
| 現地に溶け込んで支援/村の人たちが悲しんだ伊藤和也さんの死 | | |
| 中村医師の生き方に重なるルーミーの詩/日本で失われつつある情景 | | |
| 第4章 アフガニスタンの人びとは中村哲医師を忘れない | | |
| 善き行いとは-ルーミーの詩から/多くの人に愛された「カカムラ」 | | |
| クリスチャンの中村医師が築いたモスクに人びとは集う | | |
| 壁画に描かれた中村医師/「ナカムラ」と名づけられた赤ちゃん | | |
| 絵本になった「カカ・ムラド」/「平和の敵があなたをねらった」 | | |
| アフガンでの活動の意義 | | |
| 第5章 コロナ禍の世界は戦争の空しさを説く | | |
| 「ブラック・ライヴズ・マター」/軍事費削減を求めるアメリカ国民 | | |
| パンデミックの時代の愚かなナショナリズム | | |
| 困窮する人を助ける重要性/戦争を望むアメリカの軍事産業 | | |
| コロナ禍でイランに制裁を強化するアメリカ | | |
| 制裁は弱い人たちを苦しめる/自爆テロは絶望の表われ | | |
| 平和に貢献する方法はいくらでもある/コロナ禍で求められること | | |
| おわりに | | |
| コロナ対策に成功した女性指導者たち/胸を張って「日本人」と言える国に | | |
| いったん武器を使うと歯止めがきかなくなる | | |
| 人間らしく生きることを支える/平和をつくるには忍耐と努力が必要 | | |