ケータイ小説は文学か
- 著者名石原/千秋∥著
- 出版者筑摩書房
- 出版年2008.6
貸出・返却・予約状況
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計6
所蔵事項
- 登録番号10037881
- 請求記号910.264-イ
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 文学
- 所蔵館豊島岡女子学園
- 配架場所 国語
- 所蔵状態所蔵
ブックリスト
書誌事項
- 書名ケータイ小説は文学か
- 書名ヨミケータイショウセツワブンガクカ
- 著者名石原/千秋∥著
- 著者ヨミイシハラ,チアキ
- 叢書名ちくまプリマー新書
- 叢書番号085
- ISBN9784480687852
- 出版地東京
- 出版者筑摩書房
- 出版年2008.6
- ページ127p
- サイズ18cm
- 価格680
- 件名小説(日本)
- 内容紹介ケータイ小説を大胆にも文学として認め、その構造を徹底分析。小説の「読み」「書き」に起こる異変を解きあかし、ポスト=ポスト・モダンという新しい境地を見出す刺激的アプローチ。
- 著者紹介1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。著書に「謎とき村上春樹」など。
内容細目
| タイトル | 著者 | ページ |
|---|---|---|
| はじめに | ||
| 1 ケータイ小説と文学 | ||
| 僕の「文芸時評」 | ||
| 「作者の意図」と「近代文学の終焉」 | ||
| ケータイ小説は文学ですか? | ||
| ケータイ小説は一時の流行ですか、それとも定着しますか? | ||
| ケータイ小説はケータイで読むべきか | ||
| 2 ケータイ小説とリアリティー | ||
| ケータイ小説が文学の入口になってくれればいい | ||
| 「少女性」という商品 | ||
| リアルとリアリティ | ||
| リアルがすべて | ||
| 繭を紡ぐ蚕のように | ||
| 3 「新しい国語教科書」のモラル? | ||
| 荒唐無稽な物語 | ||
| 二項対立の構造 | ||
| 坪内逍遥に叱られそう | ||
| 4 何が少女をそうさせたのか | ||
| 「実話をもとにしたフィクション」とは何か | ||
| 「素直になっていれば、後悔はしなかった」 | ||
| 作られた「本当」の気持ち | ||
| なぜ「素直」になれなかったのか | ||
| 与えられた「好き」 | ||
| 気分としての「好き」 | ||
| 5 男たちの中の少女 | ||
| 恋は必ず「誤配」される | ||
| 反転する「誤配」 | ||
| ホモソーシャル | ||
| 社会が個人を規定する | ||
| 汚い自分 | ||
| またしても「誤配」から始まる | ||
| 小さい胸 | ||
| 6 ポスト=ポスト・モダンとしてのケータイ小説 | ||
| ケータイ小説のセックスは軽いか | ||
| それでも軽く見えるのはなぜか | ||
| あとがき |