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雑誌詳細
[巻数]2024.1(2023.10.1~10.31) [通巻番号]220
- 巻数2024.1(2023.10.1~10.31)
- 通巻番号220
- 特集記事
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- 巻頭特集:周産期医療の奮闘 〜母子ともに支える〜
周産期医療の危機は改善の兆しが見えません。産科医の不足によって地域の産科医療の集約や統合が進み、妊婦にとって安心できる環境とは言えない状況が続いています。2022年時点で産婦人科や産科のある病院は32年連続減少となっています。そのような状況でもお産を守り続けている医療従事者たちがいます。「産みたい」の声に寄り添い、懸命に母子を支えるために奮闘しています。これからの周産期医療のあり方とは。
ピックアップトピックス:
●闘病家族のケア
妻子2人が入院していた3人家族の男性が、看病に疲れたのか、心中する事件が起こりました。患者はもちろんですが、看病する家族が孤立してしまわないように、支える手立てをどうすべきなのでしょうか。
●医薬品の不足
風邪薬やせき止めなどの医薬品が供給不足になっています。ジェネリック医薬品のメーカーの不祥事などもあり、品薄状態のなか、インフルエンザやコロナウイルスの流行も影響して、先行きは不透明だということです。
●海外の医療事情
日本からアフリカ現地での医療支援を行なっています。また、医療のDXを進めている欧米諸国では、イギリスとドイツで明暗が出てきているとのことです。その他、ロシアや中国の医療事情からみえてくるものとは。
●ノーベル生理学・医学賞
今年のノーベル生理学・医学賞にはコロナワクチンに応用された、メッセンジャーRNAを研究開発した研究者に送られました。研究費を削られても不屈の意志で、研究を続け、コロナ禍の世界に大きな恩恵をもたらしました。
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