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雑誌詳細
[巻数]2024.5(2024.2.1~2.29) [通巻番号]224
- 巻数2024.5(2024.2.1~2.29)
- 通巻番号224
- 特集記事
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- 巻頭特集:被災地の医療現場 〜能登半島地震1カ月〜
能登半島地震の発生から1カ月が経ちました。時間の経過とともに、医療現場の状況が伝わってくるようになりました。災害拠点病院として地域医療を担う病院が被災して、手術などが再開できない状況となっています。高齢化と人口減少による地域医療の衰退が震災により顕在化しました。震災への医療対応はもちろん、将来的な地域医療の再建をどうしていくかについても課題が見えています。
ピックアップトピックス:
●医師を支えるもの
不良で少年院に送られ、現在は医師となり奮闘している人がいます。当時反省し取り戻した思い。また、長年にわたり、地域住民の健康を守り続ける指針になっているものとは何なのでしょう。医師を日々支えているものを見つめます。
●糖尿病患者の思い
糖尿病という病名の是非が議論されています。病名から誤解や偏見にさらされる患者から変更を願う声が上がったのがきっかけとなりました。英語名などの提案もあるなか、病気への正しい理解が広がればとの思いがあるようです。
●診療報酬改定
2024年度の診療報酬改定の内容が決まりました。初診や再診、入院時にかかる基本的な診察料金が幅広く引き上げられます。医療費が高齢化により膨らむ一方な状況で、改定による影響がどう出てくるのでしょう。
●ホスピスの現場
病気だからといってあきらめてしまうことなく、やりたいことをやってみようとする患者を支えるスタッフがいます。生命を脅かす重い病気の子どもが存分に生きられる居場所、子どもホスピス。その現場から見えてくるものとは。
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