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雑誌詳細
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- 巻頭特集:被災地の教育環境 〜能登半島地震1カ月〜
能登半島地震の発生から1カ月が経ちました。大きな被害を受けた輪島市でも市立小中学校が再開されています。多くの校舎は避難所として使われていたり、運動場や体育館も使えない状態であったり、思うように活動できない状態です。また、被災地から集団避難した子どもたちは体調を崩したり、学習が遅れることを心配したりしています。子どもたちの学ぶ環境をどう取り戻すかが課題となっています。
ピックアップトピックス:
●新聞活用の学び
新聞を活用した学びは小中高だけでなく、大学にも広がっています。言葉の知識や表現力を身につけたり、社会への問題意識を育んだり、活用方法には様々な可能性があります。
●子どもの自殺を防ぐ
子どもの自殺が深刻な状況にあります。学校現場では予防に向けた教育が試行錯誤されています。子どものSOSを周囲が取りこぼさないようにすることが大切です。
●受験のジェンダー配慮
高校入試に際して、インフルエンザなどの感染症に限っていた追試の要件に、生理(月経)の症状でも認める動きが各地で広がっています。
●キャリア教育のいま
自分の将来に夢と希望を持ってチャレンジするためのキャリア教育が各地で行われています。自分のしたいことを知り、実現のための手立てを考えることで見えてくるものとは。
●教育のICT化
GIGAスクール構想によりデジタル端末が配布され、授業方法に変化をもたらしました。さらに教育DXや生成AIなども取り込み、学校教育は大きな転換点を迎えています。
●外国籍の子ども支援
外国ルーツの子どもたちが日本で増えています。しかし、日本語指導の環境整備はなかなか進んでいません。進学や就職などへの支援も課題が多いようです。
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